使用された製品
建築家
Bob van Bebber
(上級建築家 – デザインディレクター:Boogertman Urban Edge + Partners)
概要
ロケーション : 南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ
サッカーシティは、2010年に開催されたサッカーワールドカップにおいて最も重要なスタジアムであり、規模、革新、デザイン、技術など傑出した例となっています。比類のないファサード(建築物の外観)は、ガラス繊維で強化された着色コンクリートパネルが使用されました。
コンセプト
南アフリカ最大のサッカースタジアムは近代的で国際的な雰囲気にあふれていますが、基本的な建築コンセプトはアフリカのひょうたん(伝統的な陶器の壷)からヒントを得ました。アフリカ文化の本質的な要素を表すこの壷は、太古からアフリカを代表する文化のるつぼの象徴でもあります。しかしながら、このスタジアムのアフリカらしい独特の雰囲気を醸し出しているのはその形だけではありません。ガラス繊維で強化され、「バイフェロックス」顔料で着色されたコンクリートパネルが伝統的なアフリカの色を実現し、サッカーシティに独特の視覚的効果をもたらしています。