使用された製品
建築家
デービッド・チッパーフィールド
(デービッド・チッパーフィールド建築)
概要
ロケーション : スペイン・バルセロナ
チッパーフィールド氏は、Ciutat de la Justiciaを通して、文字通り機能的かつ視覚的にセンセーショナルという両方を併せ持つコンクリートブロックの静物画的な建物を創りました。
バルセロナのグランビア地区にそびえるCiutat de la Justícia(司法関連集積ビル)タワーは、総面積230,000m2、最高14階建ての9つのビルで構成されています。この集積ビルは、バルセロナの司法当局とロスピタレート・デ・リョブレガート地区の自治体が入った新しいオフィスです。
このビルは、巨大なオブジェのように繋がり、中には法廷、政府関連機関のオフィス、法律事務所やレストランが入っています。
この建築物は、2012年に開催されたランクセスの「第1回カラーコンクリート・ワークス・アワード」に輝きました。
コンセプト
チッパーフィールド氏は、文字通り機能的かつ視覚的にセンセーショナルという両方を併せ持つコンクリートブロックの静物画的な建物を創りました。9つのビルのファサードは、一体感をもたせるため同じ構造となっています。これらのビルは、堅実性を備え、オーソドックスな雰囲気を醸し出しています。コンクリートが伝える妥協しない明確なメッセージは、「正義はここにあり」です。ファサードに統一して使用された着色コンクリートによって、各ビルに個性が与えられ、この無機質な建物に頑健性を維持しながら視覚的に柔らかさを与えています。