マティアス・ツァハトは、1967年にドイツ・ボンで生まれる。
メルセデスベンツ社で工業経営研修プログラムを修了後、1990 年から 1995 年まで財務と国際経営を専攻し経営学を学び、学位を取得した。
その後、ドイツのヘキスト・マリオン・ルセル(HMR)社の医薬部門において数々の要職を歴任していたマティアス・ツァハトは、1999 年、HMRとフランスのローヌ・プーラン・ローラー(RPR)社の合併により設立したアベンティスファーマ社の国際地域統括のCFOに就任。2002年までその責務を全うした。
同年、ケンプス 社 の CFO に就任し、会社の再編を支援。
2004 年から 2011 年、ランクセス AG の最高財務責任者(CFO)を務め、グローバルな財務組織の構築、ポートフォリオの再編など、バイエル社から分離した、ランクセスの立ち上げにおいて、重要な役割を果たした。
2011年にはドイツ・メルク社の経営役員メンバー兼最高財務責任者(CFO)に就任
そして、2014年4月1日付けで、ランクセスAGの経営委員会メンバー兼CEOに就任。
社外任務
l シーメンス社(証券取引所上場)の監査役会のメンバー
l ドイツ化学工業会(VCI)執行委員会メンバー
l ドイツ・アジア太平洋ビジネス協会 (APA)メンバー
l ドイツの非営利シンクタンク「Stiftung Neue Verantwortung」執行委員会メンバー
役員担当グループファンクション/ビジネスユニット
l コーポレートコミュニケーションズ
l 経営企画
l dLX
l フレーバー&フレグランスビジネスユニット
l 液体高純化テクノロジーズビジネスユニット
l 物質保護剤ビジネスユニット