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2011-11-11

ランクセス、2011年度第3四半期の業績を発表

記録的な業績達成に向けて順調に推移 

  • 過去最高の第3四半期業績
  • 第3四半期の連結売上高は、23億ユーロ(前年同期比26%増)
  • 第3四半期の連結売上高は、特別項目調整前EBITDA*1は、3億1,100 万ユーロ(前年同期比27%増)
  • 第3四半期の連結売上高は、純利益は、1億5,400万ユーロ(前年同期比31%増)
  • 通年の業績予測値を確認:特別項目調整前EBITDA は10億ユーロ超の見通し(前年比約20%増)


ドイツの特殊化学品メーカーのランクセス(LANXESS)は、2011年度第3四半期の業績を発表しました。特に合成ゴムおよび高性能プラスチックの継続する旺盛な需要を受けて、過去最高の第3四半期業績を達成しました。2011年度通年の業績予測値は、第2四半期発表時から変更なしとし、特別項目調整前EBITDA は、前年比約20%増となり10億ユーロを越える、との見通しを確認しました。10億ユーロ超のEBITDAはランクセス設立以来はじめてのこととなります。


この記録的な好業績を受けて、ランクセスの経営委員会は、世界中の対象となる全従業員の会社業績賞与の予算を2,000万ユーロ増額し、総額1億ユーロとすることを決定しました。


ランクセスのCEOであるアクセル・ハイトマンは次のように述べています。「従業員が一丸となり取組んだ結果、四半期の新たな業績記録を達成しただけでなく、年初から9カ月間ですでに2010年度の業績を上回ったことに大きな喜びを感じます。4つの世界的なメガトレンド(特に車社会化)向けの革新的な高性能製品に注力する戦略が功を奏していることが再び証明されました」


第3四半期の連結売上高は、前年同期比26%増の23億ユーロとなりました。高騰する原料価格は、全部門において製品売価の上昇により吸収しました。販売量は安定する中で、米ドル安による為替差損の影響を受けました。最近の数々の買収、特に、エチレン・ プロピレンゴム事業(EPDM「ケルタン(Keltan)」)がポートフォリオ全体に好影響を与えました。


特別項目調整前EBITDAは、前年同期比27%増の3億1,100 万ユーロとなりました。これは、パフォーマンスポリマーズ部門における約2,000万ユーロの在庫評価損を含んでいます。特別項目調整前EBITDAマージン*2は、前年同期13.2%から13.3%に増加しました。純利益は、前年同期比31%増の1億5,400万ユーロとなりました。


第3四半期末時点の純負債は約14億ユーロとなり、第2四半期末時点から横ばいで推移しました。営業活動によるキャッシュフローは、運転資本増加(Working Capital)の影響を受けて、前年同期比21%減の1億6,300万ユーロとなりました。


地域別業績
EMEA(ドイツを除く欧州、中東、アフリカ)地域
は、第3四半期もグループ最大の売上高を誇る地域となり、グループの総売上高の28%を占めています。売上高は、前年同期比30%増の6億5,600万ユーロとなりました。


アジア太平洋地域の売上高は、前年同期比27%増の5億1,900万ユーロで、グループの総売上高の22%を占めます。中国、インド、韓国が同地域の売上高を牽引しました。

ドイツの売上高は、前年同期比20%増の4億700万ユーロで、グループの総売上高の18%を占めます。特に、ゴム事業が冬タイヤ向けの旺盛な需要から恩恵を得ました。


北米地域の売上高は、前年同期比23%増の4億100万ユーロで、グループの総売上高の17%を占めます。


中南米地域の売上高は、前年同期比30%増の3億5,300万ユーロで、グループの総売上高の15%を占めます。引き続きブラジルが同地域において主要な牽引役となりました。

BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の売上高は、前年同期比35%増の5億8,800万ユーロで、これらの基幹市場は、グループの総売上高の25%を占めます。


事業分野別の業績
パフォーマンスポリマーズ部門
の売上高は、前年同期比48%増の14億ユーロを達成しました。高騰する原料価格を製品売価の上昇(前年比36%上昇)により吸収しました。さらに、買収したEPDM事業(ケルタン)が大きく貢献し、特別項目調整前EBITDAは、前年同期比60%増の2億1,300万ユーロとなりました。


ランクセスの合成ゴムおよび高性能プラスチック事業の主要顧客産業は、タイヤと自動車産業で、特にBRICS諸国における車社会化のメガトレンドから引き続き恩恵を受けました。ランクセス製品は、タイヤと自動車の安全性を向上すると同時に、一層の低燃費と環境に優しい製品づくりを実現します。


アドバンスト中間体部門の売上高は、前年同期比4%増の3億7,100万ユーロとなりました。高騰する原料価格を製品売価の上昇により吸収したことが、同ビジネスユニットの売上高に主に貢献しました。特別項目調整前EBITDAは、前年同期比3%増の6,800万ユーロとなりました。農薬産業の引き続き堅調な需要により、アドバンスト工業化学品とサルティゴの両ビジネスユニットが恩恵を受けました。建設、着色塗料、医薬品業界のエンドユーザーにおいて需要減となりました。


パフォーマンスケミカルズ部門の売上高は、前年同期比2%増の5億2,300万ユーロとなりました。全ビジネスユニットにおいて、高騰する原料価格を製品売価の上昇により吸収したこと、さらに、買収した中南米のDarmexグループとシンジェンタ社の物質保護剤事業の好業績が同ビジネスユニットの売上高に貢献しました。販売量減および為替差損が影響し、特別項目調整前EBITDAは、前年同期比10%減の7,500万ユーロとなりました。建設、電機・電子業界における需要後退が顕著でした。


今後の見通し
ハイトマンは、次のように述べています。「2011 年度通年の業績予測値を確認し、特別項目調整前EBITDAは約20%増となり、設立以来初めて10億ユーロ超を達成する見込みです」


ランクセスは、第4四半期は、通常の季節的傾向と引き続き顧客の在庫調整の影響を予測しています。原料価格(特に、ランクセスにとって主要な原料であるブタジエン)は、今年度9月以降の下落継続が予測されます。これにより、第4四半期において約3,500万ユーロのさらなる在庫評価損が予測されますが、これを見込んだ通年の業績予測値を設定しています。


為替は依然として変動傾向にあり、一方、欧米国における高水準の政府債務が消費者の不安を増幅しています。


マクロ経済の現状にも関わらず、ランクセスは、BRICS諸国における堅調な成長を予測しています。また、ランクセスは過去に、卓越した戦略を展開し、あらゆる変化に迅速且つ効率的に対処した実績を持っています。


ハイトマンは、加えて述べています。「ランクセスの目標の1つである、2015年の特別項目調整前EBITDAの目標値(14億ユーロ)を達成するために、これまでの成長戦略を継続して進めていきます。この目標を達成するために、引き続き、新設および既存のプラントに投資し、旺盛な需要に対応していきます。2011年度は、今年度の設備投資予算額(5億5,000万ユーロから6億ユーロ)の上限となる6億ユーロの投資を予定しています」

 

2011年度第3四半期 主要データ(単位:100万ユーロ)

 

 

2011年度第3四半期

2010年度第3四半期

変動率(%)

売上高

2,336

1,847

26.5

特別項目調整前EBITDA

311

244

27.5

特別項目調整前EBITDAマージン(%)

 

13.3

13.2

 

純利益

154

118

30.5

1株あたり利益 (EPS)
1€/株

1.85

1.42

30.3

*1 EBITDAは、税引前利益に、減価償却費、および支払利息を加算した金額です。
*2 EBITDAマージンは、売上高に対するEBITDAの比率です。


これは、ドイツ・レバクーゼンで11月10日に発表されたリリースをもとに、ランクセス株式会社が発表したものです。
この原文(英語)は、以下のURLにてご参照下さい。 http://www.press.lanxess.com


ランクセスについて:
ランクセスは、世界30カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2010年の総売上は71億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 16,100人、世界中に47の拠点を展開しています。主な事業は、プラスチック、合成ゴム、中間体、特殊化学品の開発、製造とマーケティングです。ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。www.lanxess.co.jp


本件に関するお問い合わせ先:
ランクセス株式会社 コーポレートコミュニケーションズ
村上 幸、 田中 久美子
TEL : 03-5293-8005 FAX : 03-5219-9773
lanxess.japan@lanxess.com


免責について (Forward-Looking Statements):
このニュースリリースには、ランクセス経営陣による現在の仮定と今後の予測に基づく記述があります。既知あるいは未知の各種リスクや不確定性、その他の要素により、本頁に記載された予測と弊社の今後の総合売上高、財務状況、業績の数字が異なる場合があります。弊社は、ニュースリリースの記載事項を更新、もしくは今後の出来事や進展状況に合わせ、内容を変更する義務はないものとします。


その他の情報:
ランクセスのニュースリリースは www.lanxess.co.jp の”プレスリリース”項目よりご覧ください。また、役員およびその他の写真は photos.lanxess.com (英語)より入手いただけます。ランクセスの動画および音声、ポッドキャストについては下記をご覧ください。http://corporate.lanxess.com/en/media/audio-video/ (英語)ランクセスのウェブマガジンは下記でご覧いただけます。
http://webmagazine.lanxess.com/ (英語)


(2011-00207J)