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2013-02-08

ランクセス、「グリーンモビリティ」のさらなる推進に向けて2013年度の注力分野を発表

  • 2013年度の年次テーマを、昨年度に続き「グリーンモビリティ」に設定、環境対応型車社会のさらなる推進を目指す
  • 高性能プラスチックを使用した最先端の車両軽量化ソリューション、「エコタイヤ」向け合成ゴムおよび工業向け特殊合成ゴムポリマーに注力
  • 2013年1月1日より、テクニカルラバープロダクツ(TRP)ビジネスユニットを2分割し、新体制へ

ドイツの特殊化学品メーカーのランクセス(LANXESS)は、2013年度の年次テーマを、昨年度に続き「グリーンモビリティ」に設定し、環境対応型車社会の推進に向けて、自動車産業における持続可能なソリューションへの取り組みをさらに強化することを発表しました。

 

ランクセスは、日本、そして世界において、「車社会化」、「都市化」、「水資源」、「農業」という4つのメガトレンドのニーズに対応する技術開発およびイノベーションを推進しています。その中でも、「拡大するモビリティ」というメガトレンドに注力して取り組みます。

 

CO2排出量の増加は地球の気候と環境を脅かす深刻な問題です。適切な対策を講じなければ、世界中のCO2排出量は、2050年までに倍増することになるでしょう。ランクセスは、モビリティの未来は環境に配慮したものであるべきだと確信しています。そして、化学産業が担う新素材と技術は環境対応型車社会のベースとなることは明らかです。そのため、ランクセスは2012年度より「グリーンモビリティ」を年次テーマに掲げ、その推進に向けた取り組みを行ってきました。

 

ランクセスの世界での総売上高をみると、2011年度には約40%がモビリティ向けの製品で占められており、そのうち約17%(約15億ドル)が「グリーンモビリティ」関連製品となっています。ランクセスが定義する「グリーンモビリティ」関連製品とは、「資源を節約、あるいは使用時の不要な排出物を削減する製品」、および「バイオ原料、および再生原料からつくられている製品」を意味します。ランクセスは2015年度までに、この「グリーンモビリティ」関連製品の売上高を80%増の約27億ユーロに引き上げる数値目標を掲げており、2013年度は昨年度に引き続き、この目標に向けて活動してまいります。

 

ランクセスが2013年度に注力する分野は以下の3分野です。

 

1)高性能プラスチックを使用した最先端の車両軽量化ソリューション

ランクセスの高性能プラスチック「デュレタンâ(Durethanâ)」と「ポカンâ(Pocanâ)」、革新的な「TEPEX」コンポジットシート技術、そして、「HiAnt」技術サービスによって、自動車メーカー向けの最先端の軽量化ソリューションを提供することに注力します。 これによって、より軽量で低燃費、CO2排出量の少ない車を製造することが可能となり、環境に優しい効率的な社会を実現することができます。

 

2「エコタイヤ」向け合成ゴム分野への注力

ランクセスは、引き続き「エコタイヤ」の分野に注力します。世界有数の合成ゴムメーカーとして、燃費の向上とCO2排出量を低減する革新的なタイヤを開発するサポートが可能です。 また、「エコタイヤ」の主要材料の1つである、高性能ゴムNd-PBR(ネオジウム触媒ポリブタジエンラバー)をSSBR(ソリューション・スチレン・ブタジエンラバー)と混合することによって、単に環境に優しいだけでなく、すぐれた耐久性を備えたタイヤの開発に貢献することができます。

 

ランクセスは、シンガポール・ジュロン島のケミカルパークに年間製造能力14万トンの世界最大規模のNd-PBR製造プラントを建設中で、2015年上半期に稼働開始予定です。

 

3工業向け特殊合成ゴムポリマー市場への取り組み強化

さらに、工業用ゴム市場への取り組みを強化します。工業用ゴムは車の製造に欠かせない存在です。実際に、自動車1台あたり約18Kgの工業用ゴムが使用されています。ランクセスは、市場そしてお客様により良いサービスを提供するために、2013年1月1日付けでテクニカルラバープロダクツ(TRP)ビジネスユニットを2つに分割し、全14ビジネスユニットの新体制となりました。その1つであるケルタンエラストマーズ(KEL)ビジネスユニットは、事業本部をオランダのヘレーンに設置し、ケルタンEPDM事業を扱います。分割したもう一方のビジネスユニットは、ハイパフォーマンスエラストマーズ(HPE)ビジネスユニットです。EPDM事業以外の製品ポートフォリオであるアクリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、 水素化ニトリルゴム(HNBR)、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVM)事業を取り扱い、事業本部をドイツ・レバクーゼンにおきます。この両ビジネスユニットは、日本市場のニーズに応えるため、日本においても展開しています。

 

日本市場での取り組みに関して、ランクセスの日本法人 ランクセス株式会社の代表取締役社長であるペーター・ワインマールは次のように述べています。

 

「ランクセスは、今まさに日本において、市場の発展に貢献し、そして弊社のグローバル事業の成長を押し上げるすばらしい機会が訪れていると確信しています。『グリーンモビリティ』を可能にするランクセスのプレミアム製品群は、日本にとって特に重要です。世界最大規模の自動車メーカーとタイヤメーカーの多くは日本の企業です。世界的なモビリティブームに伴い、自動車・タイヤメーカー各社は、革新的な技術を持続的に開発していくことが求められています。ランクセスは、その強固なグローバルネットワーク、技術的な専門知識、イノベーションの推進によって、日本、あるいは世界各地において長期的なパートナーとして、自動車・タイヤメーカー各社のニーズに応えることができるでしょう」

 

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ランクセスについて:

ランクセスは、世界31カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2011年の総売上は88億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 17,100人、世界中に48の拠点を展開しています。主な事業は、プラスチック、合成ゴム、中間体、特殊化学品の開発、製造とマーケティングです。ランクセスは、持続可能性に優れた企業を選定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI World)」および「FTSE4Good」の構成銘柄です。また、温室効果ガス排出量に関して優れた情報開示を行っている企業として「カーボン・ディスクロージャー・リーダーシップ・インデックス(CDLI)」に評価されました。ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。www.lanxess.co.jp

 

ランクセス株式会社について:

ランクセス株式会社は、ドイツに本社を置くランクセスグループの日本法人として、関連会社のラインケミージャパンと共に、国内で14 のビジネスユニットを展開しています。主な事業として、世界の生産拠点から化学品を輸入し、幅広い製品群を自動車、タイヤ、IT、電機・電子製造など、日本のさまざまな業界に向けて販売しています。東京・丸の内に本社をおき、豊橋、姫路に事業所をおいています。ランクセス株式会社についての詳細は同社URL にてご確認下さい。

www.lanxess.co.jp

 

 

本件に関するお問い合わせ先:

ランクセス株式会社 コーポレートコミュニケーションズ

TEL : 03-5293-8005 FAX : 03-5219-9773                    

lanxess.japan@lanxess.com

 

免責について (Forward-Looking Statements)

このニュースリリースには、ランクセス経営陣による現在の仮定と今後の予測に基づく記述があります。既知あるいは未知の各種リスクや不確定性、その他の要素により、本頁に記載された予測と弊社の今後の総合売上高、財務状況、業績の数字が異なる場合があります。弊社は、ニュースリリースの記載事項を更新、もしくは今後の出来事や進展状況に合わせ、内容を変更する義務はないものとします。

 

その他の情報:

ランクセスのニュースリリースは www.lanxess.co.jp の”プレスリリース”項目よりご覧ください。また、役員およびその他の写真は http://photos.lanxess.com.(英語)より入手いただけます。ランクセスの動画および音声、ポッドキャストについては下記をご覧ください。http://multimedia.lanxess.com(英語)ランクセスのウェブマガジンは下記でご覧いただけます。

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