大気中の50〜80%の酸素は海洋プランクトンの光合成によって生成されています。また、大量の熱を吸収することができる世界の海洋のおかげで、地球は今日の大きな気温変動に何とか対応できています。海流は、すべての大陸の気候を保っているのです。
ランクセスは、Operation Clean Sweep(PCS)の一環として、「ノーペレットロス(No Pellets Loss)」"プロジェクトを立ち上げるなど、海洋と海岸の保護に努めています。欧州のプラスチックメーカーの業界団体であるPlastics Europeと協力して行うこのプロジェクトは、プラスチック顆粒の責任ある取り扱いを促進することを目的としています。プラスチック顆粒は、バリューチェーンの様々な過程で不注意によって海洋中に放出され、望ましくない結果をもたらす恐れがあります。こうした事態を避けるため、ランクセスは社内で「ノーペレットロス」を推進し、どんなに微量であっても、プラスチックペレットの海洋への漏出がなるよう努めています。