2013-04-03 | スピーチ
「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」の支援継続:ご挨拶
皆様方には、本日はお忙しい中、ランクセスの記者会見にご出席賜り、厚くお礼申し上げます。
私は、ランクセス株式会社の代表取締役兼CEOのペーター・ワインマールと申します。
著名な指揮者である小澤征爾氏とこの場に同席できることを大変光栄に思います。
そして、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀の副理事長で、高名なチェロ奏者である原田禎夫(はらだ・さだお)氏もご一緒できることを大変嬉しく感じております。
本日は、同アカデミーの理事である、太田圭(おおた・けい)氏もご出席いただいております。
もちろん、この重要なイベントのために、ドイツから来日しました、ランクセスの経営委員会メンバーのヴェルナ・ブロイヤスも同席しております。
小澤征爾氏は、日本の宝であり、世界の宝であると称されます。
おそらく小澤氏ほど世界的に評価され絶大な人気を誇る音楽家は他に類を見ないと確信しております。
パリオペラ座の演奏、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめとする多くのオーケストラでの素晴らしい指揮、そして、約30年にわたりボストン交響楽団の音楽監督に就任され、世界的な評価を確立されました。私達はみな、小澤氏の世界レベルの音楽活動から感動を得ています。
巨匠小澤氏の演奏を聴くたびに大きな喜びを感じるのは、私だけではありません。小澤氏の音楽への情熱を感じるからです。
また、私は、昨年開催されたOICMAコンサートに出席させていただいた時、巨匠小澤氏が育成する若手音楽家の技術と芸術性に驚かされました。
小澤氏が情熱ある若手音楽家と取り組む素晴らしい芸術活動を支援できることは、ランクセス従業員一同、たいへん誇りに思っています。
皆様ご存知のように、ランクセスは、ドイツに本社をおく世界有数の特殊化学品メーカーです。
この会場には、なぜ特殊化学品メーカーであるランクセスが音楽や若い音楽家を支援するのか、と感じておられる方もいらっしゃることと思います。
その理由は、ランクセスも、次世代のためにより良い、より持続可能な未来を創る支援をすることを使命と考えているからです。
ランクセスは、そのために様々な活動を行っています。その中でも、ランクセスが推進する「グリーンモビリティ」と「エコタイヤ」は、若者の未来を創造する上で特に重要なことであると考えています。この取り組みによって、CO2排出量を削減し、エネルギーを節約することができます。そして飛躍的に、持続可能な技術発展を可能にします。
ランクセスは、若者のより明るい未来を築くことに貢献したいと考えています。
若手音楽家の潜在的能力を引き出す巨匠小澤氏のこの取組みは、ランクセスの持続可能な企業としての使命に完全に一致しています。
こういった理由から、ランクセスは巨匠小澤氏と共に取り組んでいくことに大変誇りをもっております。
ご清聴有り難うございました。
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