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2013-04-03 | スピーチ

「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」の支援継続:記者会見

2013年4月3日にパレスホテル東京で行われたOICMAとの共同記者会見にて:ランクセス AG 経営委員会メンバー、ヴェルナ・ブロイヤスによるスピーチ

皆様、こんにちは。

本日はご出席を賜り、厚くお礼申し上げます。

 

小澤征爾氏が取り組まれている才能ある若手音楽家の育成と潜在力を引き出す意義深い活動を、ささやかながら支援できることは、ランクセス従業員一同、大変光栄に感じております。

 

若手音楽家の育成は、小澤氏の長年の輝かしいキャリアにおいて不可欠の要素となっていることはよく存じております。

 

「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」において、小澤氏の指導は若手音楽家の育成に欠かせない存在になっています。

 

後ほど、小澤氏と同アカデミーの副理事長の原田禎夫氏から、現在の活動について皆様にご紹介いただきます。

 

しかし、少しだけお時間を頂きまして小澤氏とランクセスとの現在のパートナーシップの背景についてご紹介をさせていただきます。

 

特殊化学品メーカーであるランクセスは、世界で事業活動を展開し、2012年度も大いなる活況の年となりました。

 

躍進するグローバル企業として、ランクセスは、責任ある企業市民として、可能な限りの社会貢献(還元)に取り組んでいます。

 

ただし、私達はすべてに取り組むことは不可能です。

 

そこで、ランクセスは、その企業としての特性や価値観に合った文化的および社会的取り組みに焦点をあてて支援を行っています。

 

優秀な若者を育成することは、ランクセスの企業文化の一部です。

 

持続可能な成功には、急速に変化する世界において、未来を創る新しい技術や革新的な製品を開発する優秀な若手化学者を見いだし、育成する必要があります。

 

ビジネス、文学、音楽など多くの分野においても、才能ある若者を見いだし、彼らが大きな成果を挙げるための支援をすることは極めて重要なことです。

 

次の本田宗一郎氏を見いだし、

 

次の村上春樹氏を見いだし、

 

そして次の小澤征爾氏を見出していくために、

 

ランクセスでは、若者を育成する重要性を認識しています。

 

このような理由から、ランクセスは、文化的取り組みとして、才能ある音楽家が技術向上を図り、世界のトップレベルの芸術家から学ぶ機会を得るプログラムに焦点を当てています。 

 

ランクセスは、世界中で才能ある若手を対象とした多くの素晴らしいプロジェクトに関わっています。

 

2006年から、 「ランクセス・ヤング・ユーロ・クラシック・オーケストラ」を支援しています。ベルリンで設立された「ヤング・ ユーロ・クラシック」は、異なる文化背景を持つ熱意ある若手音楽家で構成されています。

 

例えば、「ランクセス中独ヤング・ユーロ・クラシック・オーケストラ」は、中国とドイツの優秀な若手音楽家を一堂に集めています。過去5年間で、この素晴らしいオーケストラは、中国の数々の有名なコンサートホールにおいて公演を行い、また、中国とドイツのトップレベルの政治家の前で演奏しています。

 

インドの「ランクセス印独・ヤング・ユーロ・クラシック・オーケストラ」は、インドとドイツの音楽家で構成されています。最近のコンサートでは、ドイツのアンゲラ・メルケル首相をはじめ、多くのインドの政治家のご出席を賜りました。

 

2011年10月には、ここ東京で、日独交流150周年を祝うイベントにおいて「ランクセス日独ヤング・ユーロ・クラシック・アンサンブル」の初来日公演を支援しました。その際、福島県いわき市において、2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災者の方のための演奏会も行っています。

 

来月、「ランクセス・ヤング・ユーロ・クラシック」はブラジルで、伯独友好年の一環としてブラジルで公演を行う予定です。

 

ランクセスは、シンガポールの「シンガポール・ナショナル・ユース・オーケストラ(SNYO)」と6年間のパートナーシップを結んでいます。このプログラムは、シンガポールの教育省とのパートナーシップの下、8歳から21歳の子供達に国際的に活躍するクラシック音楽家と共に勉強し演奏する貴重な機会を提供します。フレンチホルン奏者のスチュワート・ローズ、フルート奏者のアンドレア・グリミネッリ、バイオリン奏者のララ・セント・ジョンをはじめ、多数の音楽家が名を連ねています。

 

ランクセスの最近の音楽への取り組みでは、ピッツバーグ・シンフォニー・オーケストラや米国の若手室内オーケストラである「ザ・ナイツ」など優れたアンサンブルのツアーのサポートなども行っています。「シンガポール・ナショナル・ユース・オーケストラ」の数人の若手メンバーが勉強と演奏のためにこの革新的なアンサンブルである「ザ・ナイツ」のドイツツアーに同行しています。

 

しかし、ランクセスが最も身近に感じているのは、日本において小澤征爾氏が取り組んでいる2つの主なプロジェクトです。

 

2011年に、小澤氏が総監督を務める「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」のプログラムの1つである「青少年のためのオペラ」の単独スポンサーとして協賛を開始しました。このプログラムは、小澤氏によって設立された小澤征爾音楽塾が演奏しています。ランクセスの3年間の支援を通して、日本の若手音楽家をサポートし、毎夏開催されるこのオペラ公演に長野県在住の6,000人を超える学生を招待しています。

 

この1年目の取り組みは大変感動的で、私達はその後2011年に小澤氏より、「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」の設立のための支援を要請されたことは光栄なことでした。

 

ランクセスは、小澤氏の意義ある活動と、原田禎夫氏など著名な音楽家の参加を支援してまいりましたが、本日は、それに続く発表をさせていただきます:  ランクセスは、「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」への支援を引き続き3年間行うことを発表します。

 

また、3年間の支援に加えて、このたび東日本大震災の復興支援の一環として、岩手県および宮城県の被災地で音楽を学ぶ中・高校生を対象に、7月に開催されるOICMAのコンサートに招待いたします。このプログラムでは、コンサート鑑賞だけでなく、OICMAの講習会の見学を通して、世界トップレベルの指導を体験する機会を提供します。

 

ランクセスは、小澤氏とさらに新たな協力関係がスタートすることを大変楽しみにしています。

 

この新たな支援は、若手の才能を最大限に引き出すことへのランクセスのコミットメントを表しています。そして、世界で最も偉大な音楽家の1人である小澤征爾氏の母国、日本への継続したコミットメントも表しています。 

 

では、今から小澤氏より、アカデミーや若手音楽家との活動についてお話いただきたいと思います。

 

 

免責について (Forward-Looking Statements)

このニュースリリースには、ランクセス経営陣による現在の仮定と今後の予測に基づく記述があります。既知あるいは未知の各種リスクや不確定性、その他の要素により、本頁に記載された予測と弊社の今後の総合売上高、財務状況、業績の数字が異なる場合があります。弊社は、ニュースリリースの記載事項を更新、もしくは今後の出来事や進展状況に合わせ、内容を変更する義務はないものとします。

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(左から右)ペーター・ワインマール(ランクセス株式会社 代表取締役社長)、ヴェルナ・ブロイヤス(ランクセスAG経営委員会メンバー)、小澤征爾氏(OICMA理事長)、原田貞夫氏(OICMA副理事長)

2013-04-03
ランクセス、「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」の支援を2015年まで3年間継続

ランクセスの日本法人ランクセス株式会社(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:ペーター・ワインマール)は、著名な指揮者である小澤征爾氏が立ち上げた特定非営利活動法人「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀(以下、OICMA)」への支援を引き続き行うことを発表しました。両者は、2013年1月から2015年12月までの3年間を期間とする支援契約を締結し、本年1月より支援を開始いたしました。

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