2012-09-12
ドイツの特殊化学品メーカーのランクセスは、ドイツ証券取引所(Deutsche Boerse AG)の株価指数に関するワーキンググループが選定するドイツの基準株価指数DAX30の構成銘柄に採用されることが決定したと発表しました。これによりランクセスは、2012年9月24日付けで、ドイツの主要株価指数の一端を担うことになります。9月5日時点のランクセスの終値は1株あたり60ユーロでした。
DAX(ドイツ株価指数)は、フランクフルト証券取引所で取引されるドイツの主要30企業で構成する株価指数です。数値は電子クセトラ取引システムで算出されます。クセトラを運用するドイツ証券取引所では、DAXは出来高と時価総額を基にドイツの主要30企業の業績を評価しています。
ランクセスのCEO であるアクセルC.・ハイトマンは、次のように述べています。「7年間のM-DAX(DAX採用銘柄に次ぐ50の企業)での成功の後、まもなくランクセスがドイツの上場主要企業の上位30社に採用されることとなり、非常にうれしく思います。ランクセス従業員一同、これを誇りに感じると同時に、利益を伴った成長に向けて努力し続けなければならないと心引き締まる思いです。私は世界中で働くランクセス従業員全員に感謝しています。彼らの絶え間ない努力なくして、このような大きな成功はありえませんでした。今後も、ランクセスは新興成長市場並びに、車社会化、農業、都市化、水資源といった世界的メガトレンドに対応する革新的なプレミアム製品に注力し続けます」
短期間で急成長
ランクセスは、2005年1月28日にドイツのケルンで独立企業として商業登記しました。ランクセス株が初上場した2005年1月31日、株式指数が正しく算出されるため、1日限りDAXに組み入れられました。その時の終値は、1株あたり15.75ユーロでした。その日は、ドイツの優良銘柄が31社で構成された歴史的な日となりました。
ランクセスは急成長する特殊化学品メーカーとなり、その革新的な製品ポートフォリオと先進的な技術により、世界市場に強固な地位を築いてきました。ランクセス製品は、それぞれの市場を代表するリーディング製品です。またランクセスは、1909年のフリッツ・ホフマン博士による合成ゴム発明を始めとする歴史的なルーツを基盤としています。今日、ランクセスの顧客層は、タイヤおよび自動車産業、農業、建設産業、電気/電子産業、医薬品産業と多岐にわたります。中でも低燃費、省エネルギーの「エコタイヤ」の生産に使用される高性能ゴムは、ランクセスの主要事業となっています。
日本におけるランクセスの歴史は、80年以上前にさかのぼります。2004年7月にランクセス株式会社が設立され、日本での商号登記後、ランクセスは高付加価値の特殊化学品によるソリューションを日本市場の、特にタイヤ、自動車、電子産業に積極的に提供し続けてきました。それ以来、ランクセスは、日本において市場平均以上の着実な売り上げ実績を達成しています。
収益力の向上
ランクセスは設立以来、短期間で収益力を着実に拡大してきました。主要指標とする特別項目調整前EBITDAは、2005年度の5億8,100万ユーロから、2011年度には約2倍の11億4,600万ユーロになりました。2015年度には14億ユーロ達成を目標にしています。ランクセスは、3部門13ビジネスユニットで構成されています。
ランクセスのもう1つの方針は、「販売量よりも価格を優先する」戦略です。ハイトマンは次のように述べています。「ランクセスは、真の価値が反映されない価格で製品を販売するのであれば、むしろ事業撤退を選択するでしょう」
近年、ランクセスは有機的成長と買収を通した外部的成長の二路線成長戦略を展開しています。ブラジルのゴムメーカーであるペトロフレックス社やオランダのDSM社のエチレン・プロピレンゴム(EPDM)事業の買収により、年間売上高は約10億ユーロ増加しました。
ランクセスは、数千に及ぶ特殊化学品ポートフォリオ向けのグローバル製造ネットワークを着実に拡大しています。ごく最近の例として、アジアに新たに建設する3つの製造プラント(シンガポールのブチルラバー製造プラントとネオジウム触媒ポリブタジエンラバー(Nd-PBR)製造プラント、中国江蘇省の世界最大のEPDM製造プラント)があります。
伝統に根ざした新しい組織、ランクセスの歴史は下記を参照して下さい。(英語)
lanxess.com/en/corporate/about-lanxess/history/
経営委員メンバー及び企業施設の写真は、下記を参照して下さい。(英語)
lanxess.com/en/corporate/media/photos/
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これは、ドイツ・レバクーゼンで9月5日に発表されたリリースをもとに、ランクセス株式会社が発表したものです。
この原文(英語)は、以下のURLにてご参照下さい。 www.press.lanxess.com
ランクセスについて:
ランクセスは、世界31カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2011年の総売上は88億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 16,900人、世界中に48の拠点を展開しています。主な事業は、プラスチック、合成ゴム、中間体、特殊化学品の開発、製造とマーケティングです。ランクセスは、持続可能性に優れた企業を選定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI World)」および「FTSE4Good」の構成銘柄です。ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。www.lanxess.co.jp
ランクセス株式会社について:
ランクセス株式会社は、ドイツに本社を置くランクセスグループの日本法人として、関連会社のラインケミージャパンと共に、国内で13 のビジネスユニットを展開しています。主な事業として、世界の生産拠点から化学品を輸入し、幅広い製品群を自動車、タイヤ、IT、電機・電子製造など、日本のさまざまな業界に向けて販売しています。東京・丸の内に本社をおき、豊橋、姫路に事業所をおいています。ランクセス株式会社についての詳細は同社URL にてご確認下さい。
www.lanxess.co.jp
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ランクセス株式会社 コーポレートコミュニケーションズ
TEL : 03-5293-8005 FAX : 03-5219-9773
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