日本で初めて開催されるLANXESS Rubber Day Japanの締めくくりとして、記念パーティの会場にて小澤国際室内楽アカデミー奥志賀のメンバーによる室内楽の演奏が行われる予定です。
小澤国際室内楽アカデミー奥志賀は、偉大な指揮者 小澤征爾氏が主宰する若手音楽家のための弦楽四重奏の勉強会です。
楽曲のご紹介
- ハイドンの弦楽四重奏1番、ト長調作品76、Hob75、第1楽章(アレグロスピリト)
- モーツアルトの弦楽四重奏22番、変ロ長調、K589、第2楽章(ラルゲット)
- チャイコフスキーの弦楽器のためのセレナーデハ長調、Op48、第1楽章(ソナチネ、アンダンテ、アレグロモデラート)
巨匠小沢征爾氏について
1935年に中国瀋陽で生まれ、幼少の頃から音楽を学ぶ。東京の東邦音楽学院を作曲と指揮の両方において主席卒業。1955年、フランスのブサンソンでの国際オーケストラ指揮コンテストにて優勝。西ベルリンでハーバート・ヴォン・カラヤンのもとで働きながら、レオナルド・バーンスタインの目に留まり、1961-62年のニューヨーク・フィルハーモニーの指揮者助手に任命される。1962年1月にサンフランシスコ・シンフォニーでの初の北米でのデビューを果たし、その後1964年から69年にシカゴ・シンフォニーの夏の拠点ラビニア祭の指揮者、1965年から69年にトロント・シンフォニーの指揮者、1970年から76年にサンフランシスコ・シンフォニーの指揮者になる。
ボストン・シンフォニー・オーケストラで最も長く勤めた指揮者であり(1973年から2002年)、ウィーン国立オペラの指揮者も勤める(2002年から2010年)。
1984年に斎藤記念オーケストラを設立し、1992年に斎藤記念祭を行い、2000年、若く意欲的なオーケストラの音楽家を育てるために日本に小澤音楽塾を設立。2001年日本政府から文化功労者として認められ、2008年に日本の文化勲章を受け、その後高松宮殿下記念世界文化賞を受ける。