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2021-05-14

ランクセス、2021年度第1四半期の業績を発表

2021年度通期の業績予測値を引き上げ

  • 2021年度通期の特別項目を除いたEBITDAは9億5,000万ユーロから10億ユーロとなる見込み
  • 第1四半期の連結売上高は16億9,300万ユーロ、特別項目を除くEBITDAは2億4,200万ユーロと共に前年並みの好水準
  • 第1四半期の特別項目を除いたEBITDAマージンは14.3%と堅調
  • 戦略的な成長・拡大が際立った第1四半期

ドイツの特殊化学品メーカーランクセスLANXESS)は、2021年度第1四半期の業績を発表しました。好業績の第1四半期を受けて、2021年度通期の業績予測値を引き上げ特別項目を除いたEBITDAは現時点で95,000万ユーロから10億ユーロを見込んでいます。前回発表では9億ユーロから10億ユーロを想定していました。

 

1四半期の特別項目を除いたEBITDAは、24,200万ユーロで、新型コロナウイルスのパンデミックの影響をまだ受けていない前年同期(24,500万ユーロ)とほぼ同水準となりました。グループ全体では、2021年度第1四半期の販売量は前年同期を上回りました。その大きな要因は、自動車産業での需要伸長で、これは特にエンジニアリングマテリアルズ部門において顕著でした。一方、この需要伸長は、米国での天候不良による製造停止の影響を受け、アドバンスト中間体部門、スペシャリティアディティブス部門、コンシューマープロテクション部門において、相殺されました。さらに、為替によるマイナス影響(特に米ドル)、および、特にドイツにおけるエネルギーコストの大幅増がマイナスに作用しました。

 

1四半期のグループ連結売上高は169,300万ユーロで、前年同期とほぼ同水準(前年:17400万ユーロ)となりました。継続事業によるグループの純利益も6,300万ユーロと堅調でした。

 

ランクセスのCEOであるマティアス・ツァハトは、次のように述べています。「前年度第4四半期からの勢いは持続しており、私たちは新しい年度において幸先の良いスタートを切ることができました。需要の増加、特に自動車産業での需要増が追い風となっています。経営の観点からは、新型コロナウイルスの影響を乗り越えたと言えるでしょう。私たちは今年度の残りの期間についても強い自信を感じています。現在、私たちは成長戦略に注力し、新規事業がそのポテンシャルを迅速に発揮できるよう、あらゆる取り組みを行っています」

 

戦略的な成長・拡大が際立った第1四半期

1四半期には、ランクセスは戦略的な成長・拡大を積極的に推し進めました。コンシューマープロテクション部門では2件の買収が完了しました。フランスのバイオサイドメーカーINTACE社の買収によって、紙・パッケージ向けの抗菌剤領域をさらに拡大しました。また、消毒・衛生製品のソリューションプロバイダーであるテセオ社の買収を成功裏に完遂し、成長する家畜衛生市場向けの製品を大幅に拡大しました。

 

20212月中旬には、ランクセスにとって過去2番目に大規模な買収を発表しました。米国を拠点とするエメラルド・カラマ・ケミカル社の買収により、ランクセスは食品産業や畜産衛生といった収益性の高い新たな応用分野での拡大を図ります。ランクセスグループは、関係各国の独占禁止法規制当局の承認を得て2021年度下半期に買収完了を予定しています。

 

ランクセスは、今年度から、将来性ある電池用化学品事業に参入し、3月末にはリチウムイオン電池材料の世界的大手メーカーである天賜材料と協業を発表しました。2022年から、天賜材料の許諾の下、ランクセスのレバクーゼン拠点にてリチウムイオン電池用の電解質フォーミュレーションを製造する予定です。

 

1四半期の部門別業績:大半の顧客業界で需要増

202111日付で、酸化防止剤および反応促進剤事業は、アドバンスト工業化学品ビジネスユニット(アドバンスト中間体部門)からラインケミービジネスユニット(スペシャリティアディティブス部門)へと組織変更されました。前年度の業績値はこの組織変更を反映して補正されています。また、着色剤および着色添加剤事業は、スペシャリティアディティブス部門内でラインケミービジネスユニットからポリマーアディティブスビジネスユニットへと移管されました。

 

アドバンスト中間体部門では、売上高が前年同期比1.2%増の48,900万ユーロ(前年同期:48,300万ユーロ)となりました。良好な需要が販売量の増加につながったものの、販売価格の引き下げおよび為替のマイナス影響がこれを相殺する結果となりました。特別項目を除いたEBITDAは前年同期比6.1%減の7,700万ユーロ(前年同期:8,200万ユーロ)でした。販売量の増加は、価格引き下げ、為替、および、米国での天候不良による製造停止のマイナス影響を補うまでには至りませんでした。従って、特別項目を除いたEBITDAマージンは15.7%に減少しました(前年同期:17.0%)。

 

スペシャリティアディティブス部門の売上高と利益は、前年の好調な水準には及びませんでした。米国での天候不良による製造停止が数週間続き、また、航空業界の需要が引き続き低迷したため、販売量は減少しました。為替もマイナスに作用しました。売上高は前年同期比9.9%減の51,700万ユーロ(前年同期:57,400万ユーロ)となりました。特別項目を除いたEBITDAは、前年同期比18.7%減の7,400万ユーロ(前年同期:9,100万ユーロ)、 特別項目を除いたEBITDAマージンは14.3%(前年同期:15.9%)でした。

 

コンシューマープロテクション部門の業績は、第1四半期も好調を維持しました。為替のマイナス影響はありましたが、引き続き堅調なサルティゴの農薬事業、および、物質保護剤(MPP)ビジネスユニットにおける消毒剤の好需要が好業績を牽引しました。販売価格の引き下げにも関わらず、売上高は前年同期比3.9%増の29,000万ユーロ(前年同期:27,900万ユーロ)となりました。特別項目を除いたEBITDAは、米国での天候不良による製造停止にも関わらず、前年同期比3.0%増の6,900万ユーロ(前年同期:6,700万ユーロ)となりました。特別項目を除いたEBITDAマージンは、23.8%(前年同期:24.0%)と高い数値を維持しました。

 

エンジニアリングマテリアルズ部門は、自動車産業の好需要の恩恵を受けました。第1四半期の売上高は、販売量の増加により前年同期比8.6%増の37,700万ユーロ(前年同期:34,700万ユーロ)となりました。特別項目を除くEBITDAは、輸送費とエネルギーコストの上昇にも関わらず、前年同期比20.4%増の5,900万ユーロ(前年同期:4,900万ユーロ)となりました。

特別項目を除いたEBITDAマージンは15.6%(前年同期:14.1%)に増加しました。

 

 

2021年度第1四半期 主要データ(単位:100万ユーロ)

 

 

 
 

2020年度第1四半期

 
 

2021年度第1四半期

 
 

変動率(%

 
 

売上高

 
 

1,704

 
 

1,693

 
 

-0.6

 
 

特別項目を除いたEBITDA

 
 

245

 
 

242

 
 

-1.2

 
 

特別項目を除いたEBITDAマージン%

 
 

14.4%

 
 

14.3%

 
 

 

 
 

純利益

 
 

64

 
 

64

 
 

0.0

 
 

継続事業

 
 

63

 
 

63

 
 

0.0

 
 

非継続事業

 
 

1

 
 

1

 
 

  0.0

 
 

純金融負債

 
 

1,012*

 
 

1,223

 
 

 20.8

 
 

従業員数

 

331日付**

 
 

14,309*

 
 

14,159

 
 

-1.0

 

* 20201231日時点

** 2021331日時点で継続事業に従事している社員数

 

 

#            #            #

 

 

これは、ドイツ・ケルンで512日に発表されたリリースをもとに、ランクセス株式会社が発表したものです。

この原文(英語)は、以下のURLにてご参照下さい。 http://www.press.lanxess.com

 

ランクセスについて

ランクセスは、世界33カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2020年の総売上は61億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 14,200人です。主な事業は、中間体、添加剤、特殊化学品及びプラスチックの開発、製造とマーケティングです。ランクセスは、持続可能性に優れた企業を選定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」のワールド・インデックス(DJSI World)、ヨーロッパ・インデックス(DJSI Europe)および「FTSE4Good」の構成銘柄です。

ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。

www.lanxess.co.jp

 

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TEL : 03-5293-8006 FAX : 03-5219-9773

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(2021-0512J)