サルティゴ、「CPhI Japan 2021」に出展

東京ビッグサイト（東京都・江東区有明）内、「CPhI Japan 2021」に出展するサルティゴのブース写真。（ブース番号：B-16）

ランクセスの完全出資子会社で、受託製造会社のサルティゴは、東京ビッグサイト（東京都・江東区有明）で2021年4月14日から16日に開催される「CPhI Japan 2021」（国際医薬・中間体展）に出展します。（ブース番号：B-16）

医薬農薬の有効成分及び中間体の受託製造を専門とするサルティゴは、ブース及びセミナー講演を通して、幅広い技術及びソリューション紹介する予定です。14日のセミナーでは、「サルティゴ ファインケミカル中間体」をテーマに高難易度プロセスで製造される高純度の化学品について紹介するほか、16日には「高難易度の化学品プロセス開発・受託合成」と題して、お客様のニーズに合わせたプロセス開発と受託合成についてご紹介する予定です。

サルティゴの日本統括マネージャー、藤野 理哉（ふじの・まさや）は、次のように述べています。「サルティゴは受託合成において長年の経験と国内での実績を有しています。同展示会への出展を通して、医薬・農薬分野のみならず、今後、高い需要が見込まれる、特にパーソナルケアや電気自動車向け電池用化学品など幅広いファインケミカル分野のお客様にサルティゴのソリューションをご紹介したいと思います」

信頼できるパートナー

世界の化学産業は現在、多様な側面から様々な課題に直面しています。新型コロナウイルス感染症の拡がりは、グローバル化したサプライチェーンと製造に大きな打撃を与えました。また、この間に、多くの農薬、医薬品または特殊化学品会社が、新製品の展開において困難に直面しました。サルティゴのドイツ本社キーアカウント・マネージャーであるボリス・ニューワルド博士は次のように述べています。 「このような困難な時期においても、私たちの安定したサプライチェーン、多様な技術的専門知識、幅広いサービスと経験豊富な従業員により、お客様の活性成分や機能性分子などの分野における新製品展開をサポートすることが可能です」

世界での重要課題となっている気候変動もまた、サプライチェーン戦略に大きな影響を与え、製造能力に影響を与える要因になりつつあります。 ランクセス・グループは、2040年にクライメイトニュートラル（気候中立）を達成することを目標に掲げ、気候変動対策に積極的に取り組んでいます。また、サルティゴはランクセス・グループの一員として、グループの柔軟で財務的に安定した経営基盤を得ています。納期の厳格な管理と信頼性は、製品の品質、厳格なコスト管理と同様、サルティゴが大切にしている要素です。

サルティゴは、高度に自動化された製造ネットワークと幅広い技術ポートフォリオにより、複雑な合成を確実に実行するための能力を備えています。 例えば、複素環式化合物合成、フルオロケミカルおよび酵素反応の分野における専門知識などが含まれます。さらに、サルティゴは常に最先端のサービスを提供するために、継続的かつ体系的に生産拠点の近代化に取り組んでいます。プロセス開発に関する包括的な知識を活用し、顧客の持つ技術パッケージを改善したり、必要に応じて、新規または代替の反応経路を開発したりしています。

幅広いファインケミカル製品の提供

サルティゴは、受託製造サービスだけでなく、様々なファインケミカル中間体製品の提供も行っています。 私たちの日常生活において重要な役割を果たすさまざまな医薬、農薬および特殊化学品の基礎となる製品を提供しています。例えば、農薬向けには、除草剤、殺虫剤および殺菌剤の用途で使用され、農作物を守る役割を担っています。また、医薬品の分野では、サルティゴが製造した活性成分が、抗生物質、抗鬱剤、心血管および癌薬を含む多種多様な医薬品の基礎となる成分を提供しています。さらに、その他の産業分野では、例えばプラスチック添加剤、電子化学品、燃料用添加剤、化粧品の製造に使用される物質など、様々な用途で使用可能なファインケミカル中間体製品を提供しています。サルティゴは、以下の6つのカテゴリーで有効成分と中間体製品を供給しています。

• ホスゲン誘導体
• トリアゾールおよびトリアゾール誘導体
• 試薬と中間体
• ポリマー添加剤と専門品
• サルチジン^®（Saltidin^®）」虫よけ剤用活性成分　

さらに、サルティゴは、信頼の高いサービスと、製品の規制当局への登録や書類作成のサポートなどを含む包括的なサービスを提供しています。

サルティゴは、受託製造に加えて、蚊やマダニによる虫刺されを防止する虫よけ剤活性成分「サルチジン^®（Saltidin^®）」（イカリジン）の製造と販売を行っています。活性成分サルチジンは、人間を蚊、ハエ、ダニなどの吸血性昆虫から守るため、世界中の幅広い虫除け剤の調合に使用されています。これらの咬傷は不快感や痛みを伴うだけでなく、デング熱、ライム病、日本脳炎などの危険な伝染病の発症にもつながります。虫よけ忌避剤の有効な活性成分として、「サルチジン^®」は家族全員を保護する役割を担っています。皮膚への刺激、過敏性、べたつきがないことが特徴で、皮膚にやさしいことも評価されています。また、他の活性成分とは異なり、非腐食性を備え、多数のプラスチックと適応性があります。

サルティゴのCPhI Japan出展に関する詳しい情報はこちらのウェブサイトをご覧ください。

https://lanxess.co.jp/jp/events-japan/cphi/

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サルティゴについて

サルティゴは、本社をドイツ・レバクーゼンに構え、レバクーゼンとドルマーゲンに製造拠点を置く受託製造の専門会社で、全世界に約1,200人の従業員を擁しています。特殊化学品メーカー、 ランクセスの完全出資子会社で、コンシューマープロテクション部門（2020年度売上高： 11億1,000万ユーロ）に属しています。サルティゴについての詳細は、同社URLにてご確認下さい。

https://lanxess.co.jp/jp/products-japan/business-units-japan/saltigo-japan/　（日本語）

www.saltigo.com（英語）

ランクセスについて

ランクセスは、世界33カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2020年の総売上は61億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 14,300人です。主な事業は、中間体、添加剤、特殊化学品及びプラスチックの開発、製造とマーケティングです。ランクセスは、持続可能性に優れた企業を選定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」のワールド・インデックス（DJSI World）、ヨーロッパ・インデックス（DJSI Europe）および「FTSE4Good」の構成銘柄です。

ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。

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ランクセス株式会社　コーポレートコミュニケーションズ

TEL : 03-5293-8006　FAX : 03-5219-9773

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(2021-0413J)