ランクセスは、才能ある若手音楽家を育成するため、世界各国で支援を行っています。ランクセスが支援する取組みの1つとして、日本においては、長野県松本市で毎年開催される「サイトウ・ キネン・フェスティバル松本」の主なプログラムの1つである「青少年のためのオペラ」を単独スポンサーとして協賛しています。
「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」は、日本アルプスの麓で毎夏開催されるオーケストラコンサートと本格的なオペラ公演からなる音楽祭です。サイトウ・キネン・オーケストラは、故・齋藤秀雄氏の没後10年にあたる1984年、そのメモリアルコンサートを行ったことから始まりました。オーケストラの成功により、「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」は、1992年9月長野県松本市でスタートしました。毎年、小澤征爾総監督の下、世界各国で活躍する一流音楽家を招集し、世界でも高い評価を得ています。
本日、9月7日に20周年を迎える著名な「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」は、主なプログラムの1つである、ランクセスが単独スポンサーとして協賛する「青少年のためのオペラ」においてエンゲルベルト・フンパーディンクの歌劇「ヘンゼルとグレーテル」を上演します。
「青少年のためのオペラ」は、「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」の主な教育的行事の1つです。9月6日と7日の2日間にわたり計4回オペラ公演が行われ、長野県内の中学生を対象に抽選で選ばれた、計74校約6,400人が鑑賞しました。
オペラを鑑賞した中学一年生は、次のようにコメントしています。
「とても面白かったです!特に、お菓子の家がステージに出てきた場面が気に入りました」
「オペラを鑑賞するのは初めてでした。ヘンゼルとグレーテルのお話は本で読んだことがあったのですが、ステージで見るパフォーマンスは迫力があり感激しました」
終了後、コンサートホールを出た学生達は一様に笑顔を浮かべ、魔女の叫び声を真似したりと、嬉しそうに帰宅の途についていました。
「青少年のためのオペラ」で演奏を行う「小澤征爾音楽塾」は2000年に小澤征爾氏によって創立されました。このオーケストラは、オペラを通して若手演奏家の育成、および青少年が音楽文化に触れる機会を提供してきました。
ランクセスの「青少年のためのオペラ」への協賛は、芸術と科学分野において若者を奨励するグローバルプログラムの一環です。「青少年のためのオペラ」は、松本市と松本市教育委員会が共催しています。
なお、今年20周年を迎えたサイトウ・キネン・フェスティバル 松本は、9月7日(金)と9日(日)の二日間にわたり、サイトウ・キネン・オーケストラおよび小澤征爾音楽塾オーケストラの演奏、そして著名なルドヴィック・モルロー氏および十束尚宏氏の指揮による、スペシャル・コンサートを開催します。また、国際的に活躍するピアニスト、ピーター・ゼルキン氏による、特別なパフォーマンスも予定されています。
オフィシャルウェブサイト
www.saito-kinen.com/j/program/young/