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2011-05-13

ランクセス、2011年度第1四半期の業績を発表

  • 2011年第1四半期の特別項目調整前 EBITDAは、3億2,200万ユーロ(前年同期比38%増)
  • 売上高は、21億ユーロ(前年同期比29%増)
  • 純利益は、1億6,600万ユーロ(前年同期比60%増)
  • 全部門と全地域において2桁台の成長率を記録
  • 2011年通年の見通し:特別項目調整前 EBITDAは、前年比10%~15%増

ドイツの特殊化学品メーカーのランクセス(LANXESS)は、2011年第1四半期の業績を発表しました。第1四半期業績が四半期業績の中では過去最高を達成したことで、2011年通年の特別項目調整前 EBITDAは10億ユーロ超を予測しています。第1四半期の特別項目調整前 EBITDAは、昨年同期比38%増の3億2,200万ユーロとなり、全部門と全地域が2桁台の成長率となりました。


売上高は、前年同期比29%増の21億ユーロを達成しました。これは、販売量の増加と特にブタジエン、シクロヘキサン、ベンゼンなどの高騰する原料価格を製品売価の上昇により吸収したことが主な要因です。特別項目調整前 EBITDAマージンは、前年同期14.4%から15.5%に増加し、純利益は、前年同期比60%増の1億6,600万ユーロとなりました。


ランクセスのCEOであるアクセル・ハイトマンは次のように述べています。「収益の増加は、ランクセスの積極的な成長戦略が実を結んでいることを明確に示しています。私達は、プレミアム製品ポートフォリオを揃え、車社会化、農業などのメガトレンドに注力したことにより再び市場の伸びを上回る好業績を達成しました」

 

2011年第1四半期の純負債は、事業活動の活発化により正味運転資本が増加したにもかかわらず、9億3,700万ユーロ(2010年度末:9億1,300万ユーロ)と微増するにとどまりました。


地域別業績
EMEA(ドイツを除く欧州、中東、アフリカ)地域は、引き続き第1四半期もグループ最大の売上高を誇る地域となり、グループの総売上高の31%を占めています。売上高は、前年同期比33%増の6億4,200万ユーロを達成し、他地域と比べ最大の成長率を記録しました。ロシア、ハンガリー、ポーランド、トルコは、過去最大の売上成長率を達成しました。


ドイツ
の売上高は、前年同期比29%増の3億9,800万ユーロで、グループの総売上高の19%を占めます。


北米地域の売上高は、前年同期比31%増の3億2,800万ユーロで、グループの総売上高の16%を占めます。


中南米地域の売上高は、前年同期比25%増の2億4,400万ユーロで、グループの総売上高の12%を占めます。これは、ブラジルで確固とした地盤を構築したことが要因です。


アジア太平洋地域の売上高は、前年同期比23%増の4億6,100万ユーロで、グループの総売上高の22%を占めます。中国、インド、韓国が第1四半期としては最大の売上成長率を示しました。


BRICS5カ国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の売上高は、前年同期比25%増の4億5,800万ユーロで、グループの総売上高の22%を占めます。


事業分野別の業績

パフォーマンスポリマーズ部門の売上高は、前年同期比35%増の11億ユーロで、特別項目調整前 EBITDAは、前年同期比52%増の1億9,900万ユーロを達成しました。関係顧客産業における旺盛な需要、および高騰する原料価格を製品売価の上昇により吸収することで、全てのビジネスが好業績となりました。ブチルラバーとパフォーマンスブタジエンラバーズの両ビジネスユニットは活況のタイヤ産業から恩恵を受け、セミクリスタリンプロダクツとテクニカルラバープロダクツの両ビジネスユニットは自動車分野において堅調な業績を達成しました。

ランクセスの高性能プラスチックへの堅調な需要に対応するため、当社は最近、様々な有機的成長プロジェクトを開始しています。インドと米国における高性能プラスチック工場の新設がその一例です。


アドバンスト中間体部門の売上高は、前年同期比22%増の4億1,600万ユーロで、特別項目調整前 EBITDAは前年同期比32%増の7,500万ユーロとなりました。基礎化学品とサルティゴの両ビジネスユニットは、農薬産業の顧客の回復を受けて好業績となりました。基礎化学品ビジネスユニットは、建設、塗料、染料産業から恩恵を受けました。


パフォーマンスケミカルズ部門の売上高は、前年同期比22%増の5億5,600万ユーロで、特別項目調整前 EBITDAは、前年同期比15%増の9,000万ユーロとなりました。ラインケミーは、自動車分野における堅調な需要、そして最近買収した中南米のDarmexグループが連結業績に組み込まれたことで、好業績となりました。


物質保護剤ビジネスユニットは、2011年4月13日付でシンジェンタ社の物質保護剤事業の買収を完了しました。これにより、ランクセスは、建材用バイオサイド製品の主要サプライヤーとなります。

今後の見通し


ハイトマンは、次のように述べています。「第2四半期に向けて好スタートを切り、2011年通年は、売上高および特別項目調整前 EBITDAが前年比10%~15%増となると予測しています。これにより、特別項目調整前 EBITDAが設立以来初めて10億ユーロ超を達成することになります」” 


この予測は、シンジェンタ社の物質保護剤事業およびDSM社のDSMエラストマーズ事業(EPDM製造、2011年5月1日付で買収)の約3億5,000万ユーロを組み入れた見通しです。


「ランクセスは、有機的成長と外部的成長の二路線成長戦略を継続していきます。ランクセスは、新事業を統合する優れた実績を活かし、このDSMエラストマーズ事業の買収から利益を最大限に導いていきます」とハイトマンは述べています。

日本で発生した自然災害による今年度のランクセス事業への影響は限られたものであると現時点で予測しています。


しかし、予想以上の米ドル安、地政学的リスク、また多くの国で国債発行が高水準になるという景気後退に陥る可能性は残ります。


第2四半期において原料とエネルギーコストの高騰に対応するため、ランクセスは、「販売量よりも価格を優先する」戦略を継続します。

ハイトマンは述べています。「現在の経営環境を考慮した上でも、通年予測に関して確信をもっております。ランクセスは、主要指標とする特別項目調整前 EBITDAの2015年の目標値である14億ユーロを達成する軌道上にあります」


主要データ(単位:100万ユーロ、変動率 %)


2011年第1四半期

2010年第1四半期

変動率

売上高

2,073

1,613

29

特別項目調整前EBITDA

322

233

38

特別項目調整前EBITDAマージン (%)


15.5

14.4


純利益


166

104

60

1株あたり利益 (EPS)

€2.00

€1.25

60


これは、ドイツ・レバクーゼンで5月11日に発表されたリリースをもとに、ランクセス株式会社が発表したものです。
この原文(英語)は、以下のURLにてご参照下さい。http://www.press.lanxess.com 

ランクセスについて:
ランクセスは、世界30カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2010年の総売上は71億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 15,500人、世界中に46の拠点を展開しています。主な事業は、プラスチック、合成ゴム、中間体、特殊化学品の開発、製造とマーケティングです。ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。www.lanxess.co.jp

本件に関するお問い合わせ先:
ランクセス株式会社 コーポレートコミュニケーションズ
村上 幸、 田中 久美子
TEL : 03-5293-8005 FAX : 03-5219-9773
lanxess.japan@lanxess.com

免責について (Forward-Looking Statements):
このニュースリリースには、ランクセス経営陣による現在の仮定と今後の予測に基づく記述があります。既知あるいは未知の各種リスクや不確定性、その他の要素により、本頁に記載された予測と弊社の今後の総合売上高、財務状況、業績の数字が異なる場合があります。弊社は、ニュースリリースの記載事項を更新、もしくは今後の出来事や進展状況に合わせ、内容を変更する義務はないものとします。


その他の情報:
ランクセスのニュースリリースは www.lanxess.co.jp の”プレスリリース”項目よりご覧ください。また、役員およびその他の写真は photos.lanxess.com (英語)より入手いただけます。ランクセスの動画および音声、ポッドキャストについては下記をご覧ください。http://corporate.lanxess.com/en/media/audio-video/ (英語)ランクセスのウェブマガジンは下記でご覧いただけます。
http://webmagazine.lanxess.com/ (英語)

(2011-00105J)

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