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2011-06-07

世界最大のNd-PBR製造プラントの建設地をシンガポールに決定

  • 2億ユーロの投資
  • 年間製造能力14万トンの新プラント
  • ブチルゴム製造プラントの建設は予定通り
  • 「グリーンタイヤ」の旺盛な需要


ドイツの特殊化学品メーカーのランクセス(LANXESS)は、ネオジウム触媒ポリブタジエンラバー(Nd-PBR)の新プラントの建設地をシンガポールに決定したと発表しました。ランクセスは、約2億ユーロを投資し、シンガポール・ジュロン島のケミカルパークに年間14万トンの製造能力を持つプラントを新設する予定です。2015年上半期に稼動開始予定の同プラントは、この分野では世界最大となり、約100名の雇用創出を見込んでいます。


2011年6月2日、ランクセスのCEOであるアクセル・ハイトマンとシンガポール経済開発庁(EDB)のレオ・イップ長官との間で覚書が調印されました。この調印は、ドイツのアンゲラ・メルケル首相の初のシンガポール公式訪問を機に行われました。


「わずか1年前に、シンガポールでブチルゴム製造拠点の建設着工式を開催したところですが、ランクセスは、再び、設立以来2番目に大規模な投資に取組む予定です。活力に満ちたアジア地域がランクセスの中期成長戦略の重要な礎です」と、ハイトマンは述べています。


このプラントの候補地を検討するにあたり、ランクセスはフィージビリティ ・スタディを実施し、その結果、原料供給が容易であることからシンガポールに決定しました。


ランクセスとペトロケミカル・コーポレーション・オブ・シンガポール(Petrochemical Corporation of Singapore Pte.Ltd. 以下PCS社)は、長期供給契約に関する覚書を締結しました。PCS社がランクセスにブタジエンを供給する一方で、同社はランクセスよりラフィネートIIを調達します。ブタジエンは、Nd-PBRを製造する上で使用される原料であり、ラフィネートIIは、ランクセスの新設中のブチルゴムプラントで製造過程において抽出されます。


PCS社のマネージングディレクターは、次のように述べています。「ランクセスの最先端の合成ゴムプラントに原料を供給し、またPCSがラフィネートIIを同社から購入する相互供給に関する覚書をランクセスと締結することは大変喜ばしいことです」


その他のシンガポールの利点としては、インフラが整備され、高いスキルを持つ人材が豊富で、大規模な港湾を備え、急成長市場に近接している等が挙げられます。


「ランクセスがNd-PBRプラントをシンガポールに新設することは非常に喜ばしいことです。ランクセスの拡大計画は、シンガポールが高付加価値の製造活動をする上で戦略的立地として評価されたことを表しています」とEDBのレオ・イップ長官は、述べています。


ランクセスのNd-PBRの新プラントは、現在、ジュロン島に建設中のブチルゴム製造プラント(投資額4億ユーロ、2013年第1四半期に稼動開始予定)に隣接して建設されます。


ブチルゴム製造プラントの建設は予定通りに進んでいます。設計および整地が完了し、現在は、インフラが整備され、鉄骨の枠組みが建てられています。また、現在750人が作業する建設現場において、今月にいたるまで休業災害なしの100万時間の延べ総労働時間を達成しました。


新プラント、「グリーンタイヤ」の旺盛な需要に対応
ランクセスは、高性能の環境に配慮した「グリーンタイヤ」市場向け合成ゴムのリーディングカンパニーです。同市場は、世界で年間成長率約9%、アジアにおいては14%を示し、タイヤ業界で最も急速に成長しています。ランクセスが供給する世界有数のタイヤメーカー数社はこの需要に対応するために、アジアでの製造能力を拡大しています。


この需要成長の背景には、車社会化のメガトレンドと、より厳しい環境基準と安全基準を満たした高性能タイヤを求めるドライバーの増加があります。さらに、この需要を加速する後押しとなるのが、欧州連合(EU)の規制です。2012年以降に欧州で販売される新しいタイヤには、「ラベリング制度」と呼ばれる等級制度により、燃費性能、ウェットグリップ性能、騒音に関する表示が義務づけられます。2010年初頭から日本のタイヤメーカーは、任意で「ラベリング制度」(欧州とは異なる表示、等級分け)を導入しており、現在韓国でも表示規制を検討中です。


ランクセスのハイトマンは、次のように述べています。「EUが、ドイツ政府のサポートによりタイヤのラベリング制度を導入するという先見性は、環境政策が消費者にメリットをもたらすと同時に経済を活況にするという好例です。このタイヤラベリング制度の取組みは、ドイツの化学産業とタイヤ業界において一層のイノベーションに繋がると同時に、新規雇用の創出にも繋がることでしょう」


Nd-PBRはタイヤ原料の一部で、他の多くのタイヤ用ゴムに比べ、より効率的な燃費をもたらし、タイヤ摩擦も低減します。従って、自動車の安全性、環境保護、経済性の向上においてより重要な役割を果たします。


Nd-PBRは、ランクセスの研究開発活動の中心であるドイツで開発されました。ランクセスの最大の研究開発拠点は、レバクーゼン、クレフェルド-ユルディンゲン、ドルマーゲンの各地に位置しています。ランクセスは2010年には研究開発費を前年比で15%増とし、今年度もまた前年比15%増の約1億3,000万ユーロとする予定で、ドイツ拠点には、その内の80%が確保される予定です。現在、ドイツで研究開発に従事する従業員は400名超です。


ハイトマンは、次のように述べています。「ドイツ国内のランクセスの各拠点は革新的能力と技術的専門性を備え、それが私達の競争力の原点となっています。今後も、ランクセス製品のさらなる高効率化、高品質化を図る上で、ドイツが重要な役割を果たすことでしょう」


Nd−PBRは、ヨアヒム・グルブが責任者を務めるパフォーマンスブタジエンラバーズビジネスユニットに属しています。この革新的な高性能ゴムは、現在、ドルマーゲン(ドイツ)、カボ(ブラジル)、ポートジェローム(フランス)、オレンジ(米国テキサス州)で製造されています。タイヤ以外の使用例として、射出成形用途のハイインパクトポリスチレン(HIPS)の製造におけるプラスチック改良にも使用されています。その他にも、ゴルフボール、ランニングシューズ、コンベヤーベルトなどに使用されています。パフォーマンスブタジエンラバーズビジネスユニットは、パフォーマンスポリマーズ部門(2010年売上高:38億ユーロ)に属しています。


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これは、ドイツ・レバクーゼンで6月1日に発表されたリリースをもとに、ランクセス株式会社が発表したものです。
この原文(英語)は、以下のURLにてご参照下さい。 www.press.lanxess.com


ランクセスについて:

ランクセスは、世界30カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2010年の総売上は71億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 15,500人、世界中に46の拠点を展開しています。主な事業は、プラスチック、合成ゴム、中間体、特殊化学品の開発、製造とマーケティングです。ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。www.lanxess.co.jp


免責について (Forward-Looking Statements):
このニュースリリースには、ランクセス経営陣による現在の仮定と今後の予測に基づく記述があります。既知あるいは未知の各種リスクや不確定性、その他の要素により、本頁に記載された予測と弊社の今後の総合売上高、財務状況、業績の数字が異なる場合があります。弊社は、ニュースリリースの記載事項を更新、もしくは今後の出来事や進展状況に合わせ、内容を変更する義務はないものとします。


その他の情報:
ランクセスのニュースリリースは www.lanxess.co.jp の”プレスリリース”項目よりご覧ください。また、役員およびその他の写真は photos.lanxess.com (英語)より入手いただけます。ランクセスの動画および音声、ポッドキャストについては下記をご覧ください。http://corporate.lanxess.com/en/media/audio-video/ (英語)ランクセスのウェブマガジンは下記でご覧いただけます。
webmagazine.lanxess.com (英語)


(2011-00123J)

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