2012-06-05
ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセス(LANXESS)の日本法人、ランクセス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ペーター・ワインマール)は、6月5日の世界環境デーに合わせ、「間伐材うちわ」キャンペーンを実施します。東北の復興支援をコンセプトに作られた「間伐材うちわ」を全従業員で活用することにより、森林保護および、過度の空調使用等を防いで節電を行い、温室効果ガスの削減への意識を高めます。
この「間伐材うちわ」は、東日本大震災で被害を受けた岩手県・釜石市の杉間伐材を使用しています。震災・津波による人工林の破壊で塩害の被害が拡大している被災地域において、防災林の復元は不可欠です。その豊かな森林を育てるために必要なのが「間伐」です。今回作成したうちわは、防災林復元の過程で生まれた釜石市の間伐材を原料としており、被災地域の林業・木材産業の復興にもつながっています。
また、本製品の最終作業は、釜石市同様に震災で甚大な被害を受けた宮城県・南三陸町に設立された工房で行われています。内職作業を通じた雇用創出という形でも、復興支援に貢献しています。
ランクセス株式会社では、2008年より世界環境デーに合わせて、「エコバッグ」、「マイ箸」、「エコペンケース」の制作を通じたエコキャンペーンを実施しており、今回で4度目の試みとなります。全社で環境保護に取り組むことで、従業員一人ひとりの環境保全の意識を高めることを目的としています。今回の「間伐材うちわ」によるエコキャンペーンでは、環境保護、節電促進とともに東日本大震災で被害を受けた東北の復興支援にも貢献しています。
こうしたランクセスの環境への取り組みは、2012年度の年次テーマ「グリーンモビリティ」推進の取り組みにも通じており、今回配布するうちわにも、そのロゴマークが刻まれたタグを付属しています。ランクセスは「グリーンモビリティ」を軸に、今後も環境に優しい社会を推進していきます。
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ランクセスについて:
ランクセスは、世界30カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2011年の総売上は88億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 16,800人、世界中に49の拠点を展開しています。主な事業は、プラスチック、合成ゴム、中間体、特殊化学品の開発、製造とマーケティングです。ランクセスは、持続可能性に優れた企業を選定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI World)」および「FTSE4Good」の構成銘柄です。ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。www.lanxess.co.jp
本件に関するお問い合わせ先:
ランクセス株式会社 コーポレートコミュニケーションズ
村上 幸、 田中 久美子
TEL : 03-5293-8005 FAX : 03-5219-9773
lanxess.japan@lanxess.com
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