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2016-08-16

ランクセス、2016年度第2四半期の業績を発表

2016年度通期の業績予想を上方修正

  • 2016年度通期の業績予想: 特別項目を除いたEBITDAは、9億3,000万ユーロから9億7,000万ユーロの範囲へ上方修正
  • 「新」ランクセスの各部門の2016年度下半期は好調の見込み
  • 2016年度第2四半期の特別項目を除いたEBITDAは堅調: 2億9,300万ユーロ(前年同期比8.5%増)
  • 販売量の増加、設備稼働率の向上、よりスリム化されたコスト構造により、特別項目を除いたEBITDAマージンは15.1%と大幅増
  • 純金融負債: 1億9,800万ユーロに大幅に削減



ドイツの特殊化学品メーカーのランクセス(LANXESS)は、2016年度第2四半期の業績を発表しました。「新」ランクセスの各部門の2016年度下半期は好調を見込めることから、ランクセスは2016年度の業績予想を上方修正し、特別項目を除いたEBITDA は9億3,000万ユーロから9億7,000万ユーロの範囲とします。前回発表時では9億ユーロから9億5,000万ユーロとしていました。

2016年度第2四半期は順調に推移し、特別項目を除いた EBITDAは8.5%増の2億9,300万ユーロ(前年同期:2億7,000万ユーロ)となりました。特別項目を除いたEBITDAマージンは、15.1%(前年同期:12.8%)に増加しました。この堅調な業績は、特に「新」ランクセスの各部門、アドバンスト中間体、パフォーマンスケミカルズ、ハイパフォーマンスマテリアルズが順調な事業展開を見せたためです。

ランクセスのCEOであるマティアス・ツァハトは、次のように述べています。「『新』ランクセスの各部門が、販売量の増加、よりスリム化されたコスト構造、製品構成の改善を可能にし、今期の堅調な業績に大きく貢献しました。これは、ランクセスの事業再構築プログラムによって、強固で効率的な組織を構築し、最適な製品を適切な市場に展開していることを示しています。ランクセスは下半期にも楽観的な見通しを持っており、『新』ランクセスは前年同期比で業績が向上すると見ています。ゴム事業は依然として困難な状況にありますが、ランクセスは、通期の業績予想を再び上方修正しています」

ランクセスは、遅くとも第3四半期末までに米国のケマーズ社からの衛生・消毒用特殊製品事業の買収手続きが完了すると見ています。この買収は、初年度より1株当たり純利益に寄与すると見ています。買収する事業は、EBITDAに対し年間約2,000万ユーロ貢献し、さらに、シナジー効果によって徐々に増加し、2020年までに約3,000万ユーロとなると予測しています。

2016年度第2四半期の純利益は7,500万ユーロと好調に推移しました。また、同四半期においてランクセスは初めて、合成ゴムの合弁会社「ARLANXEO」の50%の株式を所有するサウジアラムコ社の持分に割り当てる利益を控除しています。前年同期の純利益8,700万ユーロは固定資産売却益を含みます。特別項目を除いた純利益は7,600万ユーロ(前年同期6,700万ユーロ)となりました。特別項目を除いた1株当たりの利益は、0.83ユーロ(前年同期:0.73ユーロ)となりました。

連結売上高は、前年同期比7.7%減の19億4,000万ユーロ(前年同期:21億ユーロ)となりました。原料の仕入れ価格の下落が顧客に還元されましたが、販売量の増加は、製品価格の値下げ分とユーロ/米ドルにおける若干の不利な影響を相殺するに至りませんでした。

ランクセス、負債を大幅に減額

2016年4月1日、ランクセスは、合弁会社ARLANXEOの株式50%の譲渡によりサウジアラムコ社から約12億ユーロの現金収入を得ました。これによりランクセスの純金融負債は第2四半期末時点で1億9,800万ユーロに大幅に減少しました。2015年12月時点では、ランクセスの純金融負債は約12億ユーロでした。5月にランクセスはドイツ年金資産に2億ユーロを追加拠出しました。CFOのミヒャエル・ポンツェンは、次のように述べています。「ランクセスは、強固かつ健全な財務体質を維持し、さらなる発展に向けて確固たる基盤を構築しました」

事業セグメント別の業績:「新」ランクセスは堅調に発展

アドバンスト中間体部門の売上高は、前年同期比5.3%減の4億4,300万ユーロ(前年同期:4億6,800万ユーロ)となりました。特別項目を除いたEBITDAは、前年同期比10%増の8,800万ユーロ(前年同期:8,000万ユーロ)となりました。特に、販売量の増加および設備稼働率の向上が増益に貢献しました。特別項目を除いたEBITDAマージンは、前年同期の17.1%を上回る19.9%となりました。

パフォーマンスケミカルズ部門の売上高は、前年同期比1.8%の微減となり5億4,300万ユーロ(前年同期:5億5,300万ユーロ)となりました。しかしながら、特別項目を除いたEBITDAは、前年同期比3.6%増の1億1,400万ユーロ(前年同期:1億1,000万ユーロ)となりました。販売量の増加、製品構成の改善、為替の有利な影響が増益に貢献しました。特別項目を除いたEBITDAマージンは、21.0%(前年同期:19.9%)とランクセス設立以来の最高水準となりました。

ハイパフォーマンスマテリアルズ部門の売上高は、原料価格が影響し、前年同期比5.8%減の2億7,500万ユーロ(前年同期:2億9,200万ユーロ)となりました。特別項目を除いたEBITDAは、前年同期比1,200万ユーロ増(36.4%増)と大幅に増加し、4,500万ユーロとなりました。特別項目を除いたEBITDAマージンは、16.4%(前年同期:11.3%)と大幅に増加しました。高性能プラスチックに注力する同部門は、ますます利益性を高めています。

ARLANXEOの売上高は、前年同期比14.1%減の6億7,000万ユーロ(前年同期:7億8,000万ユーロ)となりました。特別項目を除いたEBITDAは、9,500万ユーロ(前年同期:1億1,600万ユーロ)となりました。合成ゴム価格への継続的な下押し圧力とアジアの主要原料供給メーカーによる稼働停止が売上の減少に影響しました。一方で、特別項目を除いたEBITDAマージンは、14.2%(前年同期:14.9%)と高水準となりました。

2016年度第2四半期 主要データ(単位:100万ユーロ)

 

 

 

 

2015年度

 

2四半期

 

 

 

 

 

2016年度

 

2四半期

 

 

 

 

 

変動率

 

%

 

 

 

 

 

売上高

 

 

 

2,105

 

 

 

1,943

 

 

 

-7.7

 

 

 

特別項目を除いたEBITDA

 

 

 

270

 

 

 

293

 

 

 

8.5

 

 

 

特別項目を除いたEBITDA

 

マージン %

 

 

 

 

 

12.8

 

 

 

15.1

 

 

 

 

 

 

純利益

 

 

 

87

 

 

 

75

 

 

 

-13.8

 

 

 

特別項目を除いた純利益

 

 

 

67

 

 

 

76

 

 

 

13.7

 

 

 

1株あたり利益(EUR

 

 

 

0.95

 

 

 

0.82

 

 

 

-13.8

 

 

 

特別項目を除いた

 

1株あたり利益(EUR

 

 

 

 

 

0.73

 

 

 

0.83

 

 

 

13.7

 

 

 


これは、ドイツ・ケルンで8月10日に発表されたリリースをもとに、ランクセス株式会社が発表したものです。

この原文(英語)は、以下のURLにてご参照下さい。 http://www.press.lanxess.com


ランクセスについて

ランクセスは、世界29カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2015年の総売上は79億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 16,600人、世界中に52の拠点を展開しています。主な事業は、中間体、特殊化学品、プラスチックの開発、製造とマーケティングです。また、ランクセスは、サウジアラムコ社との合弁会社ARLANXEO(仮称:アランセオ)を通して、合成ゴムを提供するリーディングサプライヤーです。ランクセスは、持続可能性に優れた企業を選定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」のワールド・インデックス(DJSI World)および「FTSE4Good」の構成銘柄です。

ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。
www.lanxess.co.jp

本件に関するお問い合わせ先
ランクセス株式会社 コーポレートコミュニケーションズ
TEL : 03-5293-8005 FAX : 03-5219-9773
lanxess.japan@lanxess.com

免責について (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、ランクセス経営陣による現在の仮定と今後の予測に基づく記述があります。既知あるいは未知の各種リスクや不確定性、その他の要素により、本頁に記載された予測と弊社の今後の総合売上高、財務状況、業績の数字が異なる場合があります。弊社は、ニュースリリースの記載事項を更新、もしくは今後の出来事や進展状況に合わせ、内容を変更する義務はないものとします。

(2016-00065J)