ランクセス、 CDPから最高評価の「気候変動Aリスト」企業に認定

ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセス（LANXESS）は、国際的な機関投資家の代表として持続可能な経済を実現させる活動を行う非営利団体CDP（旧称：カーボン･ディスクロージャー･プロジェクト）から、複数の評価を得ました。本年度のレポートにおいて、ランクセスは最高評価の「A 」評価を獲得し、CDPの「気候変動Aリスト」に認定された世界の企業193社の1社となりました。その結果、ランクセスはこのプロジェクトに参加した2,100社を超える企業の上位9%以内に入ることになります。 「A」評価は、レポートの透明性と完成度、気候変動緩和対策への実際の取り組みが特に突出していると認められた企業に与えられます。

さらに、ランクセスはエネルギーおよび素材産業の「セクターリーダー」にも選ばれ、ドイツ、オーストリア、スイス地域の企業の上位11%に入りました。インデックスの構成銘柄で比較すると、ランクセスは「インデックス・リーダー」としてフランクフルト証券取引所（MDAX）に上場する企業の上位4%にランクされました。

ランクセスはまた、参加した全てのドイツ企業の中で、前年度に比べ情報開示や気候変動への活動が最も向上したとして、「ドイツにおけるベスト・インプルーバー賞」という新たな名誉を得ました。

経営委員会メンバーのフーバト・フィンクは、ランクセスを代表して賞を受け取り、次のように述べています。「ランクセスの透明性のあるコミュニケーションとコミットメントがCDPによって評価されたことは喜ばしいことです。国際的に事業展開する特殊化学品メーカーとして、ランクセスは気候変動緩和における責任を認識しています。今回の評価は、気候変動対策戦略を一貫して実施していくというランクセスの決意を後押しするものです」

ランクセスは特に、気候変動緩和対策戦略、リスクアセスメント、実際の温室効果ガス排出量濃度の削減、そして間接的に発生する排出量の処理（例えばサプライチェーンにおけるCO2排出量〈スコープ3排出量〉）などの分野の情報の透明性と実績において評価されました。

ランクセスは今年初頭に、気候変動に対する課題解決に向けて、2025年までに温室効果ガス排出量を2015年比で25%削減するという新たな目標を自発的に設定しました。ランクセスはすでに2010年から2015年の間に温室効果ガス排出量を約17%削減し、2015年度の目標を達成しました。

CDPは、温室効果ガス排出量に関する世界的な情報開示を目指す国際的な非営利団体です。その評価は、投資家が持続可能な投資をするための指標となります。そのため、CDPは温室効果ガス排出量とその削減対策や目標、そして気候変動のリスクや機会について、世界中の何千もの企業のデータを毎年収集し評価しています。このプロジェクトには、合計100兆米ドルの運用資産額を持つ827人の機関投資家が連携してサポートしています。

ランクセスの企業責任の取り組みに関する詳細は下記のURLをご覧ください。
responsibility.lanxess.com

CDPの最新レポートは下記のウェブサイトをご覧ください。
https://www.cdp.net/en/research/global-reports/tracking-climate-progress-2016

これは、ドイツ・ケルンで10月26日に発表されたリリースをもとに、ランクセス株式会社が発表したものです。

この原文（英語）は、以下のURLにてご参照下さい。
http://www.press.lanxess.com


ランクセスについて
ランクセスは、世界29カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2015年の総売上は79億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 16,700人、世界中に55の拠点を展開しています。主な事業は、中間体、特殊化学品、プラスチックの開発、製造とマーケティングです。また、ランクセスは、サウジアラムコ社との合弁会社ARLANXEO（アランセオ）を通して、合成ゴムを提供するリーディングサプライヤーです。ランクセスは、持続可能性に優れた企業を選定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」のワールド・インデックス（DJSI World）および「FTSE4Good」の構成銘柄です。
ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。
www.lanxess.co.jp

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ランクセス株式会社　コーポレートコミュニケーションズ
TEL : 03-5293-8005　FAX : 03-5219-9773
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