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2017-05-18

ランクセス、世界の建築プロジェクトを対象とした「第3回カラーコンクリート・ワークス・アワード」の受賞結果を発表

最優秀賞の受賞者は、フランス・マルセイユでの建築を手掛けたリュディ・リチオッティ氏に

ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセス(LANXESS)は、着色コンクリートを使い、独自性を発揮した著名な建築家に贈る「第3回カラーコンクリート・ワークス・アワード」の贈呈式を、517日にベルリンで行いました。今年のアワードの最優秀賞は、リュディ・リチオッティ氏がフランス南部のマルセイユで手掛けたプロジェクト、「Musée des Civilisations de l’Europe et de la MéditerranéeMuCEM、ヨーロッパ地中海文明博物館)」に贈られました。この建物の建設には、総量1,100立方メートルのコンクリート(既製コンクリートスラブ形状)と、250立方メートルの現場打ちコンクリートが使用されています。ダークグレーの色相には、ランクセスの黒色酸化鉄顔料「バイフェロックス® Bayferrox®330」および「バイフェロックス318」が使用されました。

無機顔料(IPG)ビジネスユニットの責任者であるヨーク・ヘルヴィッグは、ランクセスのベルリン・オフィスでの贈呈式に参加し、出席した政府関係者および建築業界関係者の前で、このプロジェクトを称賛して次のように述べています。「リチオッティ氏のエレガントでコンテンポラリーな構造は、歴史あるマルセイユ港の周辺環境に、完璧に溶け込んでいます。つまり、Musée des Civilisations de l’Europe et de la Méditerranée』は、伝統と現代の共生のシンボルとなるのです。同時に、美意識と機能性の融合でもあります。我々のカラーコンクリート・ワークスに関する取り組みでは、着色コンクリートの重要性を強調することから、このような独自性のある建物を高く評価したいと思います

2位は、ベルリンの「Residential buildings at the Old Locomotive Depot」プロジェクトを手掛けた、ニルス・ブッシュマン氏とトム・フリードリヒ氏に贈られました。第3位は、ルダバーニャのモンキーアイランドにある博物館「Rudapithecus Látványtár」を手掛けた、ヴァサーロス・ゾルト教授が受賞しました。


目的、機能、色の構成

無機顔料ビジネスユニットは、201611月に今回の国際的なアワードの作品募集を開始しました。世界中の完成した建築プロジェクトを対象に、ディベロッパーや建築家に、2017310日まで参加を呼びかけました。このアワードへの参加資格は、5年以内に建設された、酸化鉄顔料もしくは酸化クロム顔料で着色されたコンクリートで建築されたる建物です。

全エントリーの中から、審査員は「Musée des Civilisations de l’Europe et de la Méditerranée(以下、MuCEM」を最優秀賞に選出しました。この美術館は、フランスで最も壮観な場所のひとつであり、世界で最も訪問された美術館ベスト50のひとつです。

建物の機能と色合いが、審査の鍵となりました。MuCEMを覆う、軽いメッシュ状のコンクリート構造が、プロヴァンスの太陽に向かって開かれ、光を利用した独特の効果を生み出しています。MuCEMは、マルセイユの文化的、歴史的中心である古い港の外側の端に位置しています。港の入り口を守る、ベージュ色をした歴史あるサン・ジャン要塞と、MuCEMの暗い色相とのコントラストが目を引きます。この歴史的に重要なロケーションで、リチオッティ氏の建築は、教科書的な正方形という構想と水平な外形によって、独自のアイデンティティを描きだしています。

リチオッティ氏は、プレハブ床版と384枚のパネル全てを建設現場近くで製造、準備しました。距離を短く保つことによって環境への影響を最小化し、同時に地元の処理業者と専門家を雇用することで、美術館に関わる地元住民の一体化を強力なものにしました。

MuCEM」を今年のアワードの最優秀賞に選出した、国際的な専門家である審査員は、ラルフ・ニーベルガル教授(ドイツ建築家協会バイスプレジデント、ウルリケ・クンケル氏(Deutsche Bauzeitung」誌 編集長)、トビアス・ヴァリザー教授(ラボラトリー・フォー・ビジョナリー・アーキテクチャー創設者)、ベルント・ホイヤー氏(建築および不動産業に関する企業および大学ネットワークであるアジェンダ4・アソシエーション会長)、ランクセスの顔料専門家であるトマス・ファイファーおよびカールステン・ローゼンハーンです。


空気のような軽やかさと、高い耐久性

リチオッティ氏はこのプロジェクトで使用する建造物の素材として、敢えて黒いコンクリートを選択しました。超高強度コンクリートが使用されたこの建造物は、非常に優れた技術を用いていかに空気のような軽やかさと高い耐久性を融合できるかを示しています。

リチオッティ氏にとって、自身が手掛ける特徴的な建造物は、周囲から目立ち過ぎず、かつ、人目を惹くものであることが欠かせませんでした。同時に、見た目や表面のテクスチャが、湿度の高い、塩気を含む海風という環境下においても、長期にわたって損なわれることなく持続する点も重視しました。

このようなロケーションでは、ファサードコーティングの耐久性は十分なものではありません。そこで、同氏はランクセスの「バイフェロックス330」および「バイフェロックス318」顔料を使って、コンクリート全体を着色することにしました。これらの製品は、着色持続性に優れ耐候性が高いことから、少なくとも100年と想定されるコンクリートの使用期間には特に適していました。

リュディ・リチオッティ氏は1952822日、アルジェリアの首都アルジェの郊外、コウバで生まれ、1974年にEcole d’Ingénieurs de Genèveで、1980年にEcole d’Architecture de Marseilleで、建築と工学の学位を修めました。同氏はその実績で多くのアワードを受賞しており、その中には2006年の「Grand Prix national de l’Architecture」も含まれます。

リチオッティ氏は、エクス・アン・プロバンスにあるナショナル・コレオグラフィック・センター、「Potsdamer Nikolaisaalコンサートホール、「Footbridge of Peace in Seoul、リエージュのインターナショナルセンター・オブ・アート・アンド・カルチャーといった、フランス内外での大きなプロジェクトでの建築家としての実績を通して、国際的な地位を確立させました。

2012年の「第1回カラーコンクリート・ワークス・アワード」は、スペイン・バルセロナにおいて「Ciutat de la Justícia」プロジェクトを手掛けたデービッド・チッパーフィールド氏に贈られました。2015年の第2回のアワードは、東京都北区赤羽西の集合住宅「Alp(アルプ)」をデザインした日本人建築家であり、インテリアデザイナーでもある平田晃久(ひらた あきひさ)氏に贈られました。


着色コンクリート作品-現代建築におけるカラーデザインの実例

ランクセスは、世界最大の酸化鉄顔料メーカーで、酸化クロム顔料の有数のメーカーでもあります。これらの顔料は、プラスチックや紙だけでなく、建築材料の着色、ペイント、コーティング等様々な用途において、長期間にわたる着色が持続することが証明されています。

カラーコンクリート・ワークスへの取り組みを通じ、ランクセスは着色コンクリートを用いた建築のアイディアについて、建築家の方々のインスピレーションのきっかけになればと考えています。無機顔料ユニットのEMEA地域責任者であるトマス・ファイファーは、次のように述べています。「毎年、ランクセスの顔料で着色された建物が、数えきれないほど建築されています。参考建築物として送られてきた多くのプロジェクトや、私たちが出会った建物から、最も印象的だと感じた建物を選出させていただきます」

多言語に翻訳された全ケーススタディのダウンロード、または印刷物をご注文の場合は、www.colored-concrete-works.comをご覧ください。

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これは、ドイツ・ケルンで518日に発表されたリリースをもとに、ランクセス株式会社が発表したものです。

この原文(英語)は、以下のURLにてご参照下さい。

http://www.press.lanxess.com

ランクセスについて
ランクセスは、世界25カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2016年の総売上は77億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 19,200、世界中に75の拠点を展開しています。主な事業は、中間体、特殊化学品、プラスチックの開発、製造とマーケティングです。また、ランクセスは、サウジアラムコ社との合弁会社ARLANXEO(アランセオ)を通して、合成ゴムを提供するリーディングサプライヤーです。ランクセスは、持続可能性に優れた企業を選定する「ダウジョーンズサステナビリティインデックス」のワールド・インデックス(DJSI World)および「FTSE4Good」の構成銘柄です。

ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。
www.lanxess.co.jp


本件に関するお問い合わせ先
ランクセス株式会社 コーポレートコミュニケーションズ
TEL : 03-5293-8005 FAX : 03-5219-9773
lanxess.japan@lanxess.com


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