2019-02-27
ホットメルト接着剤用の高性能プレポリマー技術を紹介
ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセス(LANXESS)は、ドイツのミュンヘンで2月25日から26日に開催された「In Adhesivesシンポジウム」に出展しました。同展示会では、接着剤の分野における革新、最新の開発、現在の動向、および様々な産業分野、特に「自動車と飛行機」「軽量化」「エレクトロニクス」「医学」におけるその応用、解決策、開発、そして結果を発表しました。
また、2月26日にランクセスのウレタンシステムズ(URE)ビジネスユニットの上級サイエンティストで、グローバルR&D、接着剤担当のロナルドM.エマニュエルJrが、「ホットメルト接着剤向けの低モノマーウレタンプレポリマーの革新的な高性能」に関して講演を行いました。
ランクセスは、「アディプレン®(Adiprene®)LF」の商標名で販売されている低遊離(LF)イソシアネート技術開発におけるイノベーションリーダーです。この技術に基づいて、ランクセスのウレタンシステムズ(URE)ビジネスユニットは、自動車、建設および電子産業でホットメルト接着剤に使用される、MDI(メチレンジフェニルジイソシアネート)およびその他のイソシアネートの含有率が0.10%未満の独自のプレポリマーを開発しました。この低モノマー技術は、卓越した技術的性能、並外れた加工性および生産性をもたらし、さらには環境面、健康面、安全面においてもメリットを提供します。
エマニュエルは、次のように述べています。「私たちの研究開発は、遊離イソシアネート含有量が非常に低いプレポリマー製品群を拡大することに重点を置いています。遊離イソシアネートの低含量化は、工業衛生および作業者の安全を向上する上で重要な要素となります」これらのプレポリマーは、厳しくなる規制基準に対応し、そして、より危険性の低い区分に分類される最終製品を可能にします。また、発がん性の疑いのある有害物H351の使用を防止します。
ランクセスの低遊離モノマー技術は、NCO含有量、粘度、性能特性において、お客様のご要望に沿ったテーラーメイドが可能です。ランクセスのプレポリマーは、IPDI(イソホロンジイソシアネート)、HDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)およびpPDI(p−フェニレンジイソシアネート)などの特殊なイソシアネートを含む、あらゆるイソシアネートとポリオールの組み合わせが可能です。特にpPDI系のプレポリマーは、優れた耐溶剤性と卓越した高温性能を提供します。pPDIは、ポリエーテル、ポリエステル、ポリカプロラクトンおよびポリカーボネートのようなポリオールと任意に組み合わせることで、用途に応じた最適なプレポリマーを得られます。
詳細は下記のURLをご覧下さい。
http://ure.lanxess.com.
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これは、ドイツ・ケルンで1月31日に発表されたリリースをもとに、ランクセス株式会社が発表したものです。
この原文(英語)は、以下のURLにてご参照下さい。 http://www.press.lanxess.com
ランクセスについて
ランクセスは、世界33カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2017年の総売上は97億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 15,500人、世界中に59の拠点を展開しています。主な事業は、中間体、特殊化学品、プラスチックの開発、製造とマーケティングです。ランクセスは、持続可能性に優れた企業を選定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」のワールド・インデックス(DJSI World)、ヨーロッパ・インデックス(DJSI Europe)および「FTSE4Good」の構成銘柄です。
ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。
www.lanxess.co.jp
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(2019-00006J)