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2018-04-30

ランクセス、2018年度第1四半期の業績を発表

好調な第1四半期を受け、2018年度通年の業績予測を引き上げる

  • 2018年度第1四半期の連結売上高:約26億ユーロ(前年同期比:約7%増)
  • 特別項目を除いたEBITDA:3億7,500万ユーロ(前年同期比:14%増)
  • 特別項目を除いたEBITDAマージン:14.6%
  • 純利益:9,600万ユーロ(前年同期比:23%増)
  • 為替のマイナスの影響を受けたにもかかわらず過去最高の四半期業績
  • 2018年度の業績予測を引き上げる:「新ランクセス」の特別項目を除いたEBITDAは前年比5~10%増を予測(前年:9億2,500万ユーロ)

ドイツの特殊化学品メーカーのランクセス(LANXESS)は、2018年度第1四半期の業績を発表しました。成功を収めた2017年度に続いて、2018年度第1四半期は、過去最高の四半期業績を達成しました。ランクセスは、この結果を受け、2018年度通年の業績予測を引き上げました。

 

2018年度第1四半期の連結売上高は、前年同期比約7%増の256,500万ユーロ(前年同期:24100万ユーロ)となり、特別項目を除いたEBITDAは、前年同期比14%の大幅増となる37,500万ユーロ(前年同期:32,800万ユーロ)となりました。この好業績の主な要因は、前年度に買収したケムチュラ事業が大きく貢献したことによります。さらに、20182月にソルベイ社から買収したリン添加剤事業が業績に貢献しました。一方で、為替のマイナスの影響を受け、好調であったEBITDAは抑えられました。特別項目を除いたEBITDAマージンは前年同期比約1%増の14.6%となりました。純利益は前年同期比23%の大幅増となり、9,600万ユーロ(前年同期:7,800万ユーロ)となりました。

 

ランクセスのCEOであるマティアス・ツァハトは、次のように述べています。「ランクセスは引き続き、成長軌道を邁進しています。新年度に好調なスタートを切り、さらに収益性を向上しました。これは、ランクセスのこれまでの取り組みが成果として現れていることを示しています」

 

ランクセスグループは2018年度通年の業績予測を引き上げ、特別項目を除いたEBITDAは、「新ランセス」の事業部門(アドバンスト中間体、スペシャリティアディディブス、パフォーマンスケミカルズ、エンジニアリングマテリアルズ)において510%増加すると見ています。当該部門の前年度の特別項目を除いたEBITDAは約92,500万ユーロでした。3月に行われた年次業績発表では、ツァハトは、2018年度通年の特別項目を除いたEBITDAは微増するとの予測を発表していました。ランクセスとサウジアラムコ社による合成ゴムの合弁会社であるアランセオ部門は、2018年度の業績予測には含まれず、2018年度第2四半期よりその他の4事業部門から切り離し、非継続事業として引き続き連結決算の一部として報告されます。

 

各部門において健全な事業展開

アドバンスト中間体部門2018年度の売上高は、前年同期比8.7%増の56,300万ユーロ(前年同期:51,800万ユーロ)となり、特別項目を除いたEBITDAは、前年同期比12.1%増の1200万ユーロ(前年同期:9,100万ユーロ)となりました。この主な要因は製品価格の調整によるものです。特別項目を除いたEBITDAマージンは、18.1%(前年同期:17.6%)となりました。

 

スペシャリティアディティブス部門の売上高は、前年同期比2倍以上となる49,600万ユーロ(前年同期:23,900万ユーロ)となり、特別項目を除いたEBITDAは、前年同期比84.1%増の8,100万ユーロ(前年同期:4,400万ユーロ)となりました。この好業績は主に、ランクセスが買収したケムチュラ社の添加剤事業の統合によるものです。特別項目を除いたEBITDAマージンは、16.3%(前年同期:18.4%)となりました。

 

パフォーマンスケミカルズ部門の売上高は、前年同期比8.7%減の33,600万ユーロ(前年同期:36,800万ユーロ)となり、特別項目を除いたEBITDAは、前年同期比11.9%減の5,200万ユーロ(前年同期:5,900万ユーロ)となりました。特に、為替のマイナス影響と二酸化塩素消毒ソリューション事業の売却により売上高と利益が減少しました。特別項目を除いたEBITDAマージンは、15.5%(前年同期:16%)となりました。

 

エンジニアリングマテリアルズ部門の売上高は、前年同期比24.8%と大幅増となる39,300万ユーロ(31,500万ユーロ)となりました。特別項目を除いたEBITDAは売上高の伸び以上の50%超と大幅増の7,300万ユーロ(前年同期:4,800万ユーロ)となりました。この収益増は、製品価格の値上げ、昨年買収したウレタン事業の貢献、設備稼働率の向上によるものです。特別項目を除いたEBITDAマージンは、18.6%(前年同期:15.2%)と大幅増となりました。

 

アランセオ部門の売上高は、好調であった前年同期と比べて20.1%減の75,700万ユーロ(前年同期:94,800万ユーロ)となりました。特別項目を除いたEBITDAは、前年同期比22.9%減の11,100万ユーロ(前年同期:14,400万ユーロ)となりました。為替のマイナスの影響が主な要因となりました。特別項目を除いたEBITDAマージンは、14.7%(前年同期:15.2%)となりました。

2018年度第1四半期 主要データ(単位:100万ユーロ)

 

 

 
 

2017年度

 

1四半期

 
 

2018年度

 

1四半期

 
 

変動率(%

 
 

売上高

 
 

2,401

 
 

2,565

 
 

6.8

 
 

特別項目を除いたEBITDA

 
 

328

 
 

375

 
 

14.3

 
 

特別項目を除いたEBITDA

 

マージン%

 
 

13.7

 
 

14.6

 
 

 

 
 

純利益

 
 

78

 
 

96

 
 

23.1

 
 

1株あたり利益EUR

 
 

0.85

 
 

1.05

 
 

23.1

 

 

#            #            #

 

 

これは、ドイツ・ケルンで54日に発表されたリリースをもとに、ランクセス株式会社が発表したものです。

この原文(英語)は、以下のURLにてご参照下さい。 http://www.press.lanxess.com

 

 

ランクセスについて

ランクセスは、世界25カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2017年の総売上は97億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 19,200人、世界中に74の拠点を展開しています。主な事業は、中間体、特殊化学品、プラスチックの開発、製造とマーケティングです。また、ランクセスは、サウジアラムコ社との合弁会社ARLANXEO(アランセオ)を通して、合成ゴムを提供するリーディングサプライヤーです。ランクセスは、持続可能性に優れた企業を選定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」のワールド・インデックス(DJSI World)、ヨーロッパ・インデックス(DJSI Europe)および「FTSE4Good」の構成銘柄です。

ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。

www.lanxess.co.jp

 

本件に関するお問い合わせ先

ランクセス株式会社 コーポレートコミュニケーションズ

TEL : 03-5293-8005 FAX : 03-5219-9773

lanxess.japan@lanxess.com