2012-08-22
ドイツの特殊化学品メーカーのランクセス(LANXESS)は、「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀(OICMA)」(www.ozawa-academy.com)が2012年7月29日および7月31日に開催した演奏会を支援しました。演奏会は奥志賀高原・森の音楽堂(長野県)および上野学園 石橋メモリアルホール(東京都)にて行われました。上野学園でのコンサートでは、小澤征爾氏を中心とする講師陣の指導を受けた日本・中国・台湾の若手音楽家の演奏を楽しみに、約450名の観客が集まりました。
今回の演奏会について、ランクセス株式会社 代表取締役社長であるペーター・ワインマールは次のように述べています。「国際的な音楽家、小澤征爾氏の活動への継続的な支援は、ランクセスが最も誇りを持って行なっている取り組みのひとつです。ランクセスの事業活動において若き才能を支援することは、秀逸(しゅういつ)さと革新の推進を意味します。これは、世界有数の特殊化学品メーカーであるランクセスの信念です」
また、OICMA講師陣の中心であり、自身も高名なチェロ奏者である原田禎夫氏は次のように述べています。「私たちは3つの異なる地域の様々な才能を持つ音楽家たちを有しています。彼らは音楽が唯一の共通項であり、若い音楽家たちは音楽に対して貪欲です。私たちの教育プログラムは、貴重な若い才能に、四重奏曲を学び、体験する絶好の機会を与えるものです。それは、彼らのさらなる飛躍と成功につながるでしょう。そして、そうした私たちの教育プログラムに惜しみない支援を与えてくださったランクセスに感謝の意を述べさせていただきます」
ランクセスは、同アカデミーを設立時より支援しており、ランクセスの支援金は今回の演奏会、および演奏会に先立って7月20日~28日に行われた講習会の運営費にもあてられています。
■上野学園 石橋メモリアルホール開催 「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」演奏会の概要
【日 時】 2012年7月31日(火) 19:00開演(18:30開場)
【演 奏】 2012 小澤国際室内楽アカデミー生(21名)
【指 導】 小澤征爾・川崎洋介・川本嘉子・原田禎夫
【曲 目】
前半: 室内楽
◇ メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番変ホ長調作品12より第1楽章
◇ ベートーヴェン:弦楽五重奏曲ハ長調作品29より第2楽章
◇ バルトーク:弦楽四重奏曲第6番Sz.114より第3楽章
◇ ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調作品59-2ラズモフスキー第2番より第2楽章
◇ シューベルト:弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」D804作品29より第1楽章
後半: 合奏 (小澤国際室内楽アカデミー生全員による演奏)
◇ ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番作品110
■「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」について
「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」は2011年6 月に設立され、アジア圏の才能ある若手弦楽器奏者が、著名な指揮者である小澤征爾氏から日本で高度な指導を直接受ける機会を提供するものです。本年度は、日本・中国・台湾の3つの地域から、18歳から26歳までの若手音楽家21名が集まり、小澤征爾氏を中心とする講師陣の指導のもと、7月20日~28日に長野県・奥志賀高原の奥志賀スポーツハイムにて講習会が行われました。7月29日に奥志賀高原ホテル「森の音楽堂」、7月31日には上野学園 石橋メモリアルホールにおいて、アカデミー受講生による演奏会も開催されました。
OICMAに関する詳しい情報は、公式ウェブサイトをご覧ください。www.ozawa-academy.com
■ランクセスの若手音楽家への支援活動について
ランクセスは、OICMAの支援活動のみならず、2011年より「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」のプログラムの1つである「青少年のためのオペラ」を単独スポンサーとして協賛しています。本年度は支援活動の一環として、2012年9月6日、7日に、昨年同様6,000名以上の長野県の中学1年生を同オペラに招待します。これらの活動により、ランクセスは才能ある若手の音楽家の育成、および発表の場を提供するとともに、青少年に音楽に触れる機会を提供します。
芸術・科学の分野における優秀な若者の育成は、ランクセスの企業伝統の一部であり、経済および社会的発展支援におけるコミットメントを代表するものです。ランクセスはシンガポールの「SNYO (the Singapore National Youth Orchestra)」や「中独ヤング・ユーロ・クラシック・アンサンブル」も支援しています。
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ランクセスについて:
ランクセスは、世界31カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2011年の総売上は88億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 16,900人、世界中に48の拠点を展開しています。主な事業は、プラスチック、合成ゴム、中間体、特殊化学品の開発、製造とマーケティングです。ランクセスは、持続可能性に優れた企業を選定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI World)」および「FTSE4Good」の構成銘柄です。ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。www.lanxess.co.jp
ランクセス株式会社について:
ランクセス株式会社は、ドイツに本社を置くランクセスグループの日本法人として、関連会社のラインケミージャパンと共に、国内で13 のビジネスユニットを展開しています。主な事業として、世界の生産拠点から化学品を輸入し、幅広い製品群を自動車、タイヤ、IT、電機・電子製造など、日本のさまざまな業界に向けて販売しています。東京・丸の内に本社をおき、豊橋、姫路に事業所をおいています。ランクセス株式会社についての詳細は同社URL にてご確認下さい。
www.lanxess.co.jp
免責について (Forward-Looking Statements):
このニュースリリースには、ランクセス経営陣による現在の仮定と今後の予測に基づく記述があります。既知あるいは未知の各種リスクや不確定性、その他の要素により、本頁に記載された予測と弊社の今後の総合売上高、財務状況、業績の数字が異なる場合があります。弊社は、ニュースリリースの記載事項を更新、もしくは今後の出来事や進展状況に合わせ、内容を変更する義務はないものとします。
その他の情報:
ランクセスのニュースリリースは www.lanxess.co.jp の”プレスリリース”項目よりご覧ください。また、役員およびその他の写真は photos.lanxess.com (英語)より入手いただけます。ランクセスの動画および音声、ポッドキャストについては下記をご覧ください。http://corporate.lanxess.com/en/media/audio-video/ (英語)ランクセスのウェブマガジンは下記でご覧いただけます。
http://webmagazine.lanxess.com/ (英語)
(2012-J00006J)