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2019-05-16

ランクセス、2019年度第1四半期の業績を発表

景気の低迷にも関わらず安定した事業展開

  • 2019年度第1四半期の連結売上高:18億2,200万ユーロ(前年同期と同水準)
  • 特別項目を除いたEBITDA:2億7,500万ユーロ(前年同期比:1.9%増)
  • 特別項目を除いたEBITDAマージン: 15.1%に増加
  • 純利益:8,400万ユーロ(前年同期比:3.7%増)
  • 自社株買い戻し:2億ユーロの内、2019年5月10日時点で、1億7,600万ユーロを買い戻し
  • 2019年度通期の業績予測:特別項目を除いたEBITDAは10億ユーロ〜10億5,000万ユーロを予測

ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセス(LANXESS)は、2019年度第1四半期の業績を発表しました。景気の低迷にも関わらず、ランクセスは堅調なスタートで、特別項目を除いたEBITDAは、好調であった前年同期と比べて1.9%増の27,500万ユーロ(前年同期:27,000万ユーロ)となりました。この好業績の主な要因は、製品価格の引き上げと為替の好影響(特に米ドル)によるものです。特別項目を除いたEBITDAマージンは、15.1%に増加(前年同期:14.9%)しました。

 

ランクセスのCEOであるマティアス・ツァハトは、次のように述べています。「厳しさを増す事業環境にも関わらず、新年度は好スタートを切ることができました。これは、ランクセスの経営基盤が数年前よりはるかに安定したことを裏付けています。ランクセスは、自動車産業からの需要減を相殺し、さらに、堅調であった前年同期と比べても、再び収益性を向上することができました」

 

2019年度第1四半期の連結売上高は、前年同期と同水準の182,200万ユーロとなり、純利益は、前年同期比3.7%増の8,400万ユーロ(前年同期:8,100万ユーロ)となりました。1株あたりの利益は大幅に増加し、前年同期比4.5%増の0.93ユーロ(前年同期:0.89ユーロ)となりました。これは、平均発行済株式数が減少したためです。2019年度の第1四半期にランクセスは11,100万ユーロの自社株の買い戻しを行いました。また、510日時点で、さらに6,500万ユーロの株式を購入しました。ランクセスは、自社株買い戻しのため最大2億ユーロを確保しており、遅くとも20191231日までに完了する予定です。

 

2019年度通期の業績予測は、特別項目を除いたEBITDA10億ユーロ〜105,000万ユーロ(前年度:101,600万ユーロ)を見込んでいます。

4部門中3部門が業績向上

低迷する農業市場にも関わらず、アドバンスト中間体部門は、新年度より好スタートを切りました。売上高と特別項目を除いたEBITDAは、過去最高の四半期業績を達成しました。売上高は、前年同期比3.7%増の58,600万ユーロ(前年同期:56,500万ユーロ)、特別項目を除いたEBITDAは前年同期比11.8%と大幅増の11,400万ユーロ(前年同期:1200万ユーロ)となりました。特別項目を除いたEBITDAマージンは19.5%(前年同期:18.1%)に増加しました。

 

スペシャリティアディブス部門は、低マージンの受託製造契約の終了、拠点の閉鎖、低迷する自動車産業により、販売量が減少しました。第1四半期の売上高は、前年同期比3%減の48,500万ユーロ(前年同期:5億ユーロ)となりました。特別項目を除いたEBITDAは、製品価格の引き上げ、為替の好影響、コストシナジーにより、売上高の減少を相殺する以上の結果となりました。2018年度第1四半期にソルベイ社から買収したリン添加剤事業も業績に貢献しました。特別項目を除いたEBITDAは前年同期比2.5%増の8,300万ユーロ(前年同期:8,100万ユーロ)となり、特別項目を除いたEBITDAマージンは17.1%(前年同期:16.2%)となりました。

 

パフォーマンスケミカルズ部門の売上高と特別項目を除いたEBITDAは増加しました。これは、水処理製品及び物質保護剤製品関連事業の好調、為替の好影響が主な要因となります。これらは、皮革用化学品(LEA)ビジネスユニットの低迷するクロム鉱石事業を相殺する以上の結果となりました。売上高は前年同期比3.3%増の34,700万ユーロ(前年同期:33,600万ユーロ)となりました。特別項目を除いたEBITDAは前年同期比3.8%増の5,400万ユーロ(前年同期:5,200万ユーロ)となり、特別項目を除いたEBITDAマージンは15.6%(前年同期:15.5%)と微増しました。

 

エンジアリングマテリアルズ部門の売上高と特別項目を除いたEBITDAは、自動車産業からの需要低迷の影響を受け、製品価格の引き上げと為替の好影響においても補うことができませんでした。売上高は、前年同期比2.6%減の38,200万ユーロ(前年同期:39,200万ユーロ)となりました。特別項目を除いたEBITDAは前年同期比11%減の6,500万ユーロ(前年同期:7,300万ユーロ)となり、特別項目を除いたEBITDAマージンは17%(前年同期:18.6%)に減少しました。


2019年度第1四半期 主要データ(単位:100万ユーロ)


 

 

 
 

2018年度

 

1四半期

 
 

2019年度

 

1四半期

 
 

変動率(%

 
 

売上高

 
 

1,816

 
 

1,822

 
 

0.3

 
 

特別項目を除いたEBITDA

 
 

270

 
 

275

 
 

1.9

 
 

特別項目を除いたEBITDA

 

マージン%

 
 

14.9

 
 

15.1

 
 

 

 
 

純利益1

 
 

81

 
 

84

 
 

3.7

 
 

1株あたり利益

 
 

0.89

 
 

0.93

 
 

4.5

 
 

純金融負債2

 
 

1,381

 
 

1,675

 
 

21.3

 
 

従業員数(331日付

 
 

15,4413

 
 

15,458

 
 

0.1

 

1 継続事業のみの数値

2 定期預金および売却可能有価証券を差し引いた後の負債

3 20181231日時点

 

#            #            #

 

これは、ドイツ・ケルンで514日に発表されたリリースをもとに、ランクセス株式会社が発表したものです。

この原文(英語)は、以下のURLにてご参照下さい。 http://www.press.lanxess.com

 

ランクセスについて

ランクセスは、世界33カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーです。2018年の総売上は72億ユーロにのぼり、全世界の従業員数は約 15,500人、世界中に60の拠点を展開しています。主な事業は、中間体、特殊化学品、プラスチックの開発、製造とマーケティングです。ランクセスは、持続可能性に優れた企業を選定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」のワールド・インデックス(DJSI World)、ヨーロッパ・インデックス(DJSI Europe)および「FTSE4Good」の構成銘柄です。

ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。

www.lanxess.co.jp

 

本件に関するお問い合わせ先

ランクセス株式会社 コーポレートコミュニケーションズ

TEL : 03-5293-8005